丸山正樹 作
文春文庫 刊
草なぎ剛主演で、前後編で
NHKテレビで放映された。
民放の「サイレンス」や、
NHKテレビの、笑福亭鶴瓶と、吉岡里帆の「しずかちゃんとパパ」を観た経験があるので、手話が、身近に感じられた。
ろう者と、コーダの
気持ちが、痛いほど解る
ドラマだった。
ろう者の家族のなかで
一人だけ聴くことが出来る
者が居ると、家族は、外部の
世界の繋ぎに、耳の聞こえる
子どもを頼る事になる。
耳が聞こえないろう者でも、
皆がみな、手話が使えるわけではない。人によっては、教育を
受けられず、手話も出来ない
人が居るなど、さまざまな問題を
丁寧に描いていた。
本を取り寄せ、並行して読んだら
ドラマが、原作にとても忠実で驚いた。
耳が聞こえない事で、どこにも、
訴えられず、悲惨な
思いをする人が居る事や、
マイノリティに、厳しい
社会だなあと、息を飲んだ。
我慢することを、
強いられる社会
考えてみれば
様々な場面で起きる
ああああああ
声を出せたら