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【数奇な使命】ノケモノたちの夜 第4夜「雪下の館」

2023-02-03 | ノケモノたちの夜(アニメ)
個人的にダイアナが最推しのキャラです。。










ダイアナの境遇を改めて聴くと、
やっぱり物凄い理不尽な命運の元に生まれたんだな。と実感する
元来から悪魔と契約して来た一家ということ、
魂か何かの価値が尽きたのか?
悪魔が見えなくなってから、
任務が上手くいかなくなって来たこと
そのお陰で地位も失墜し、汚名を着せられ、剣十字にも狙われるようになって・・・
ぶっちゃけ、今みたいな追われる立場になった経緯については、
ダイアナの責任なんかはほぼほぼ無いと言って良い訳で、
そう想うと、、、
ある意味ウィステリア以上に辛い立場なのかもしれません
ウィステリアはウィステリアでかなり危ない境遇でしたけどね。




ここの作画、良過ぎ。。



しかし、
それでも、
名家の淑女として、
気丈に振る舞ってみせるダイアナはとても素敵でした
自分の運命に嘆きもせず、そして弱音すら吐かず使命を全うしようとする、
そんな姿はとっても凛々しく映る。
と、
同時に、
ウィステリアと一緒に選んだ服を大事に着ていたり、
そしてウィステリアが駆け付けた時に思わず見せた冒頭に引用した年相応の嬉しそうな表情・・・
本当はみんなには見せないだけでか弱い部分もきっとあるんでしょうね
構成的にも、
ウィスとの友情を重んじてたダイアナが、
最後にちょっとした報われを受ける~と綺麗にまとまっていてね
そんなところも良かったですし、ミスリードもあった分ダイアナ嬢の素晴らしさがよく伝わる4話だったかと。







しかし、
この第四夜は、
思ってたよりギャグが多かったですね(笑
基本的にここまでヒリつくような展開が多目だったので、
ちょっと観ていて度肝抜かれましたけど、
そこもある種の緩急と言いますかコメディも出来るんだぞ!みたいな部分を見せたい意図も感じました
ダイアナが真剣に境遇を語ってるところで鼻水の押し付け合いだとか、
剣十字の目の前で兄弟喧嘩(!?)だとか、
ツッコミどころが多くて観ていて楽しかったですね
その分、
今までのようなピリピリしてる感じは薄かったんですけども、
でも俯瞰で考えるとこういう話数があった方が良いような気もしました
最後の最後、
まさかCパートで執事マルバスが出て来るとは思わなかったのであれもニマニマ出来ましたね!
また、ウィステリアの「見てみたい。」というセリフもカップル好きとしては堪らないものがありました笑







ただ・・・
ブラックベル家は決して悪ではない
悪じゃないんだけど、
傍目から見ると、
許し難い存在にも映るんでしょう
でも内情で言えばダイアナはただただ復権の為に一生懸命努力してるだけだったりする、し、
ご覧の通りナベリウスの力とダイアナの冷静さがあればそれも可能な気もするし、
そう・・・ですね
一言で「こう!」とは言い切れない感じが、
いかにもノケモノっぽくて最高だとは思います
それと、なんだかんだマルバスがナベリウスを助けてくれたのも熱かったですね
(お前が弱いと同じ位の悪魔の)自分も軽くみられるから~とそれっぽい理由は付けてましたけど、
本音はやっぱり同士として気になるんでしょう
それと、義理もあると思う
マルバスも、
第1話の冒頭にくらべて、ここに来て徐々に変化しつつある。
ダイアナの変遷も含めてそういうトータリティが実に素晴らしいエピソードでした♬
原作全巻持ってるので勿論今後の展開も知ってるんですけど、それでも応援したくなりますね。みんなを。







雪山でのシーンは、
マルバスが大悪魔故に、
雪がなんとも無さ過ぎて人間の感覚が分からない~という事から作られたであろうシーンで
そこも設定と上手く絡んでいてやっぱり秀逸だなって感じました
ただ、
原作と違って、
「惜しい時間じゃない。」の部分、
ちょっとあっさりしてましたね(笑)。
原作だともうちょっと少女漫画風?なので、良かったら原作版も読んでみて欲しいですね
とはいえ、アニメはどちらかと言えば❝ほっこり❞を重視した印象であれはあれで選択だったんでしょうね。

そういえば、
最近アニメ化効果で昔書いた原作の感想等がよく読まれていて嬉しい限りです
なんか毎週必死こいて書いてた事を思い出しますね.....(懐)。
さあ、
ダイアナ編始まってますが、
思ってたよりじっくり描いてくれそう?な印象も受けたので、
これは今後の演出等にも大いに期待出来そうですね♬
今回はバックボーンを描きつつ友情やコメディも描けたという意味で「進化」を感じた内容でした。




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