日本の小惑星探査機「はやぶさ」は本日午前9時の時点で地球からの距離705万5550kmに達しました。
さて、昨日午前3:38に軌道修正マヌーバTCM-2を完了しました。
92時間38分間のイオンエンジンの噴射によって予定していた5m/sの速度変化量を達成しました。
これは非常にゆっくりとした加速です。
分かりやすく言うと、時速50kmに達するまでまる1日かかるくらいの加速度です。
ゆっくりですが、燃費のいいエンジンです。
しかし、これでも予定より短い時間で軌道修正を完了できており、エンジンの推進力が保たれているようです。
今回のTCM-2によって、「はやぶさ」は地球表面に接する軌道に乗りました。
大気圏に突入するのはほぼ確実で、残るは着陸地点への誘導だけです。
オーストラリアのウーメラ砂漠が着陸予定地点となっています。
来週末にもTCM-3という軌道修正マヌーバが行われます。
さらにその後のTCM-4で軌道の最終調整が行われる予定です。
このように何回かに分けて軌道を修正するのには理由があります。
早い段階であれば、わずかに加速・減速するだけで軌道修正が可能ですが、地球がすぐそこまで迫ってから軌道を修正しようとすると大きなエネルギーが必要です。
その一方で、小さい的に当てるには、遠い距離から狙うよりも近い距離から狙った方が確実です。
そこで、まず大雑把な軌道修正を行い、段階的に精密な誘導を行っているわけです。
さて、昨日午前3:38に軌道修正マヌーバTCM-2を完了しました。
92時間38分間のイオンエンジンの噴射によって予定していた5m/sの速度変化量を達成しました。
これは非常にゆっくりとした加速です。
分かりやすく言うと、時速50kmに達するまでまる1日かかるくらいの加速度です。
ゆっくりですが、燃費のいいエンジンです。
しかし、これでも予定より短い時間で軌道修正を完了できており、エンジンの推進力が保たれているようです。
今回のTCM-2によって、「はやぶさ」は地球表面に接する軌道に乗りました。
大気圏に突入するのはほぼ確実で、残るは着陸地点への誘導だけです。
オーストラリアのウーメラ砂漠が着陸予定地点となっています。
来週末にもTCM-3という軌道修正マヌーバが行われます。
さらにその後のTCM-4で軌道の最終調整が行われる予定です。
このように何回かに分けて軌道を修正するのには理由があります。
早い段階であれば、わずかに加速・減速するだけで軌道修正が可能ですが、地球がすぐそこまで迫ってから軌道を修正しようとすると大きなエネルギーが必要です。
その一方で、小さい的に当てるには、遠い距離から狙うよりも近い距離から狙った方が確実です。
そこで、まず大雑把な軌道修正を行い、段階的に精密な誘導を行っているわけです。
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