piano 丹生谷佳惠  ☆かえの部屋☆

・・丹生谷佳惠のPianoな日々とアンサンブルの毎日・・
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はじひろし先生ご逝去

2008-04-24 21:16:59 | Weblog
こんばんは。
悲しいニュースです。
本日未明、作曲家のはじひろし先生がご逝去されました。
つい先日2月29日に先生の曲ばかりの演奏会を開き、リハーサルから立ち会ってくださり、その演奏会も客席にて見守ってくださり、打ち上げも楽しく盛り上がり談笑して、私にピアノソロの曲も書いてくださる、、、っておっしゃってくださったばかりなのに・・・・。

この日、初演曲として演奏させて頂いた、『フルートとチェロとピアノのための三重奏曲』
が先生のこの世に残された最後の曲となりました。。。。。
(初演:フルート渡瀬英彦  チェロ:宮澤等  ピアノ:丹生谷佳惠)


ジャズっぽい、お洒落な響きで癖になる曲。
また、あらためて、演奏させていただきたいな。と思っております。




先生の嬉しそうにしてくださり、優しく見守ってくださったあのお姿を思い出します。

初演は出来立てほやほやの楽譜と向き合い、時間との戦いでしたが、
次回演奏する時には「掘り下げたねぇ~」って、天国でも~っと喜んでくださるかな



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
合掌 (みなみ)
2008-04-25 00:28:26
初めてお聴きしたコンサートが最後の機会になってしまいました。
しかしながら、ご挨拶でも仰られていましたが、ご自分の作品を集めたコンサートを開くことができ、良き演奏家に恵まれて、きっと満足されていたことと拝察いたします。
曲は良き演奏者に出会って初めて「曲」になります。その意味で、先生はきっとどこかの高みから、かえさん達がどんな演奏をしてくれるのか、見守っていてくれると思います。
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REQUIEM (My箸)
2008-04-25 13:07:32
突然の訃報に接し、おどろいています。

2月29日、カワイ表参道コンサートサロンに行きました。会場の扉の近くの椅子に杖を持った小柄な男性が座っていました。演奏会が始まるとその男性は私から3メートルほど離れた席に座られました。

チェロの宮澤さんのご紹介で、この男性こそ、はじひろし先生だと知りました。この日の演奏会で、はじ先生の『フルートとチェロとピアノのための三重奏曲』の世界初演をきくことができました。かえさん、渡瀬さん、宮澤さんの息があったすばらしい演奏でした。

かってウィーンではベートーヴェンもこのように自作の初演をきいていたこともあったのかな、などと想像しました。はじ先生がベートーヴェンに見えました。出来上がったばかりの三重奏曲を、作曲者の隣できくという貴重な経験をさせていただきました。

そしてその後2ヶ月もたたないうちに作曲者は天国へ旅立たれました。世の中はまさしく一期一会だと思います。昨夜ははじ先生のお姿を思い出しながら、W.A.モーツァルトのレクイエムをききました。

はじ先生は、かえさんに約束したピアノソロのモチーフを既に暖めておられたのではないかと思います。先生は天国でピアノソロを書き上げるのでしょう。この曲も演奏会ぎりぎりに出来上がるのでしょうか。

はじ先生、やすらかにお眠りください。
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