約3年間行ってないので、久し振りに行きたいなあと思っていたのと、FACEBOOKで鳩間繋がりができたのも行きたい気持ちを高め、行くことにした。勤務カレンダー上、今月19~21日が3連休で、22日は休みを取り、3泊4日の予定を立てた。GWは祝日のほとんどが休みでないし、来月3日に「鳩間島音楽祭」があるから、宿も取れないし。それに、人が少ない時に行ってのんびりしたいから。
石垣空港が移転したのを機に中部国際空港からの直行便が復活したので、便利である。3時間程で到着した。石垣島の陸地が見えたら、すぐに着陸した。空港は畑の中にあった。前の空港は滑走路が短く、急ブレーキで着陸していたが、新しい空港はやや強い程度だった。預けた手荷物を受け取るベルトコンベアーがなかなか動き出さず、イライラした・・・。
ちょうどいい時間のバスがあり、すぐ離島ターミナルへ向かえた。空港がターミナルから遠くなったので、所要時間が長くなり、運賃も高くなったのはイタイけど、輸送力がアップしたのと、ターミナルにバス停ができたのは良い。っていうか、ターミナルも数年前に移転したもので、移転当時「バス停作れよ」って思った(苦笑) 島で釣りがしたいので、まずはターミナル近くの釣具屋でエサのサンマを買った。そしてターミナルへ戻ったが、「船浮音祭り」というポスターがあった。明後日にあるという。鳩間島は西表島西部に近いから日帰りで行けるし、誰か他に行く人があれば、船をチャーターして行きたいなあって思った。
八重山諸島の高速船について、大きく変わった点がある。安栄観光と八重山観光フェリーが、どちらの乗船券でももう片方の船に乗れる様になった。また、鳩間航路の時刻表は両社同じになっているが、同じ時間に両社の船が一緒に出るのではなく、各出航時間どちらか1つの船が出るらしい。私が乗った15:30発は八重山観光フェリーだった。実質共同運航の形である。昔は同じ時間発が一方は先に西表島・上原(鳩間航路は上原航路の経由便)に行き、もう一方は先に鳩間島に行っていた様な覚えがある。
50分位で島に到着した。霞んでいたので、島は近くになるまで見えなかった。今回お世話になる「あやぐ」のご主人が迎えにきてくれていた。軽トラで待っている様に言われてそうしていると、ある女性が「『あやぐ』のお客さん?はい、これ積んで。」と、宿の自販機に入れるジュース、ビール缶の箱を軽トラに積む様に言ってきた。別になれなれしく頼んできたわけではなく、何回も島を訪ねていて、「鳩間島音楽祭」のTシャツを着た私が島好きで来ていることを分かっての依頼だったであろう。もちろん、快く引き受けた。
宿に到着して箱を下ろしたら、部屋を案内された。可愛いワンちゃん、「かな」。
「あやぐ」は素泊まりであるが、ご主人が朝晩は食事を出してくれると言って下さり、ありがたかった。実は、ネットでの宿泊者からの情報で、食事を出してくれるという話は聞いていたが、絶対ではないし、出なくて当たり前なので、もし出なくても不満に思うつもりはなかった。学校の職員をやっているおかみさんの帰りを待ち、挨拶してから散策に出掛けた。
3年前と変わった点がいくつかあった。私にとって大きかったのは、ほとんどの滞在でお世話になっていた「青空荘」の宿主と名前が替わっていた。前宿のおじい、おばあは高齢なので、いつかこういう時が来るのは覚悟していたが、やはり寂しさを感じる。2人は石垣島にいると聞いた。さらに長生きしてもらいたい。新しい宿は「和」というそうだが、看板を立てていなかった。「あだなし」の別館扱いだそうで、それでかも。
もう1つ大きな出来事が。島の商店がたたまれていた。もしご飯が出なければ、朝ご飯は飲食店の開店時間帯に合わないので、ここでカップ麺を買うつもりだった。おばさん、元気かなあ?
音楽祭の会場になる広場には、既に舞台の骨組があった。
郵便局が「マイトウゼ」(食事をする場所)の隣に移転していた。
オンシーズンに入ったせいか、観光客とよくすれ違った。暮れていく時間帯を過ごすには「屋良浜」がいいのだが、多分先客がいるだろう。港の西の浜に入った。ここは案内看板がないからかあまり人が来ない。誰もいなかった。
綺麗なサンゴ、貝殻を探した。これまでに持ち帰ったことがないやつをと思い、そんな貝殻を見つけた。
宿に帰り、じきに食事に呼ばれた。今晩の宿泊客は私だけである。学校の存続のため、鳩間小中学校には海浜留学制度があり、ご夫妻は以前から留学生を預かっている。実は、宿泊者の部屋も前は留学生の部屋であり、私の部屋は留学生の部屋と同じ棟であった。中学生の少年2人がいた。宿泊者が1人の時は留学生と一緒に晩御飯を食べる様にしているそうである。2人はご飯を食べたらそそくさと部屋に戻ってしまった・・・。知らない大人と食事するのは嫌かもしれないけど、たまには会ってためになる大人に出会えるだろうし、こういう機会を留学生に持たせるのは良いと思う。おかみさんに聞いたら、現在の児童生徒数は11人とのことである。一時ゼロになった頃があったが、今はそんなにいるんだ。「(イカ)スミ汁」が珍しかった。
昔撮った写真や「鳩間島音楽祭」のDVDを持ってきていて、おかみさんとそれらを見(観)ながら、それらネタを懐かしがった。
ヤモリが電気の明かりに寄ってくる虫を狙っていた。
夜勤明けで寝ずに来たので、今日は早く寝た。地元で買ってきた虫除けスプレーが効かず、蚊が寄ってきた・・・。沖縄の蚊には効かないやつを買ってきてしまったか?
最新の画像[もっと見る]
-
飯田線撮影、ディズニー新幹線乗車 3日前
-
飯田線撮影、ディズニー新幹線乗車 3日前
-
飯田線撮影、ディズニー新幹線乗車 3日前
-
飯田線撮影、ディズニー新幹線乗車 3日前
-
飯田線撮影、ディズニー新幹線乗車 3日前
-
飯田線撮影、ディズニー新幹線乗車 3日前
-
飯田線撮影、ディズニー新幹線乗車 3日前
-
飯田線撮影、ディズニー新幹線乗車 3日前
-
ディズニー新幹線 5日前
-
ディズニー新幹線 5日前
それでも現地をしっかり楽しめたのではないでしょうか?
何を言っても羨ましい!
続きを楽しみにしています。
というか、1度私を旅に連れてってー
久々の訪問、なつかしくもあり、月日の移り変わりを感じることもあり、という感じでしょうか。
穏やかなときの流れの鳩間も、いろいろと変わっていくんですね。
「これ積んで」のくだり、なんかいいですね~。
鉄道でも、ダイヤ改正の度に変化がありますね。鳩間島は観光化が進んでいる様な気がしますが、島の人の暮らしは変わってないかと思います。すれ違ったら挨拶する雰囲気は変わっていませんでした。いやあ、気ままな一人旅が一番ですよ(笑) 私は完全な客態度で行ってませんし、共同作業はまさに「ゆいまーる」です。島の人が好きで鳩間を訪ね続けている旅人は大勢いるかと思います。
いっぺん帰ろっか、なーんて考えたり。