くまのパディントン展 に行って来ました
「パディントン」シリーズは、イギリスを代表する児童文学書
生誕60周年を記念して行われた、パディントンの世界を紹介する展覧会
パディントンは、南米ペルーからイギリス ロンドンへひとりでやってきた子グマ
首から「どうぞこのくまのめんどうをみてやってください。おたのみします。」
という札を下げていた為、ブラウン夫妻が声を掛け、ブラウン家に引き取られることになります
パディントン駅で出会った為、名前を【パディントン】と名付けられます
この子グマが大騒動を巻き起こしながら、街の人気者になっていくという、心温まるストーリーです
パディントン展では、作者のマイケル・ボンド氏がいかにパディントンに愛情を持って作品を描いていたかがよくわかります
私が小学生の頃、図書館でみつけたパディントンシリーズにはまりせっせと読み漁っていたのを思い出してしまいました
この本が日本語訳されたのも、当時この本を読んだ小学生が翻訳家に、
「こんなおもしろいほんを、はやくやくしてください。はやくはやくはやく・・・」と直談判の手紙を書いた事が始まりだったようです
時は経ち、その小学生は共同訳を始めたそうです
そんな温かい逸話がいくつもあって、パディントンへの興味がいっそう強くなりました
因みに、パディントンの好物はマーマレードサンドイッチ
イギリス伝統のお十一時には、仲良しの骨董品屋グルーバーさんが入れてくれるアッツアツのココアを菓子パンと一緒に仲良くいただきます
そんな、グルメで食いしん坊のパディントンが垣間見える描写が大好きです
福岡アジア美術館で4月15日まで開催されていますので、ご興味ある方は是非