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お着物は色合いや柄も独特なものが多く、街中で素敵なコーディネートで着こなしている方がいるとついつい目で追ってしまいますよね。
着物を着ているだけで、周りの目を惹きつける何かがあるのでしょうか。
実際着物を着ていると、背筋がぴしゃっと伸び、綺麗に歩こう・所作に気を付けよう、と普段何気なくしている動作一つ一つを気にするようになりました。
それは、私の中で着物は洋服とはまた違う『特別』な衣服として位置付けているからかもしれませんが。。
約束事も多い着物。簡単に着れる洋服と違って、教わる機会もない着物は着付けも難しく、着付け道具なんかもいっぱいあって何が必要なのかも分かりにくい。一式そろえるのも大変ですよね。
昔は普段着だった着物、よく例えられていますが今でいうTシャツにジーンズのような気軽さ、そんな感覚だったのではないでしょうか?もっと身近で気軽で、今の様な窮屈なものではなかったはずですよね。
着物レンタルは、何も知識が無くても、着付けの仕方も名称も分からなくても、着物に触れることのできるとてもいい機会だと思います。
着物着て街を散策して、京都風情あふれる観光名所で可愛いお写真たくさん撮って、日本ってやっぱりいいよね!あー楽しかった!また京都来たら着物着よう♪
そう思って頂ければ十分なのです。
今迄着物と無縁だった方たちが着てくれる事は、着物好きな私達にとっては十分すぎるほど嬉しいのです(*˘︶˘*).。.:*♪
…が!着物についてもうちょっとだけ知識があれば、着崩れた時の対処であったり、そもそも着崩れないような所作であったり、着物と帯や小物のチョイスだったり、もっと着物を楽しむ事が出来るはずです♪着物に着せられているのではなく、自分なりの着こなしが出来た時、自分の着物姿にしっくりくると思います♪
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小紋
着物には、柄付けや長さや素材の違い等さまざまな種類があります。
街中でみなさんがよくレンタルしている着物の名前、知っていますか??
浴衣!・・・ではないですよ!
すれ違う観光客の方などに、可愛い浴衣♪と言われることもたまにありますが、あれは一般的に夏祭りなどに着用される、裏地の無い木綿(最近はポリエステルの浴衣もあります♪)のお着物の事です。旅館でもよく着ますよね。
では街中でレンタルされているあのお着物は・・・小紋(こもん)と呼びます!聞いたことある方も多いのではないでしょうか。
小紋とは、模様がある一定方向に繰り返し染められており、上下の方向に左右されない柄の着物の事を指します。
古くは、細かい文様の型紙を用いて、単色で片面捺染(なっせん…型紙や板型を使い、染料・顔料で染める方法のこと)した着物でしたが、現在は色や柄行も多種多様です。
柄の大小関係なく『柄が繰り返しの着物』であれば小紋となります。
大きく分けて、人の手で染める→手捺染、機械で染める→機械捺染の2種類あります。
インクジェットプリンタで染めた着物も増えてきており、柄や色数に囚われないお着物も出てきました。
手染めでしか出せない色合い、風合いがあったり、機械だからこそ低コストで提供できる良さがあったり、どちらもそれぞれ特色があります。
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着物を着用シーンで分けると、3つに分類することが出来ます。
- 普段着(日常着・街着)
- お洒落着(よそ行き・外出着)
- 礼装着(第一礼装・準礼装・略礼装)
違いがよくわからない。。。という方に、お洋服で例えてみましょう♪(ご参考までに。。)
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普段着
ちょっとそこまでお買い物♪の時の服。カジュアルな装いですね。何にも縛られず、自分の好きなコーディネートで遊べます。
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お洒落着
お洒落なレストランでお食事に行く時の服。小奇麗な服装で、お店の雰囲気も気になるところです。
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礼装着
これはイメージが付きやすいと思いますが、冠婚葬祭の大事な時のお洋服ですね。びしっと決めたいところです。
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着物も洋服と一緒で、TPOさえちゃんとしていたら、誰かにとやかく言われる事無くもっと自由で気軽に着物を楽しめちゃうのです。
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小紋の「格」
ちなみに小紋は、普段着・お洒落着に当たり、柄行きや、帯との組み合わせで『格』が変わります。
『染め』の着物に『織り』の帯。『織り』の着物に『染め』の帯。この組み合わせが基本といわれておりますが、必ずしもそうじゃないといけない訳ではないです。
帯と着物の格が釣り合う目安、という事です。礼装用で格式高く装いたい時は、染めの着物に織りの帯がベストです。
フォーマルでない限りは、どんな雰囲気にコーディネートしたいかで組み合わせを変えていきます。
小紋は幅広い活用が可能なので、お着物を始める方は小紋のお着物から集めていくのがいいかと思います。
だいたいのレンタルショップは、小紋の着物+半幅帯が主流なので、カジュアルなシーンでのコーディネートが楽しめます。
どうやって選んだらいいの!?
洋服の感覚でえらんでいいものか、合わせ方が難しいと思われがちです。
間違いなく合う(と思っている)組み合わせは、『着物の中に入っている、ある1色をピックアップして合わせる』と、まとまりが良くなります。
沢山使われている色より、差し色でちょこっとだけ入っている色を使うとよりおしゃれ度がアップします。また、裏地や八掛(はっかけ/裏地の裾)の色と合わせるのも素敵です♪
迷ったときは、着物の柄・色に注目してみて下さい♪
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作品出展の日本工業大学長が謝罪「大変申し訳ない」
東京・明治神宮外苑のイベント会場で起きた火災で、燃えた作品を出展した日本工業大(埼玉県宮代町)では6日深夜、成田健一学長が記者会見し「尊い命が奪われ、大変申し訳ありませんでした」と頭を下げた。 大学によると、出展したのは、工学部建築学科の学生を中心に構成 (続きを読む)
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