2ちゃんねるとネット右翼(ネトウヨ)ウォッチング&その分析

「ネット右翼(ネトウヨ)≒ニートやフリータ等の恵まれない人達(底辺層)」説の証左収集&ネトウヨ観察を主目的とするブログ

韓国新聞3紙の好戦的社説

2010-11-30 19:40:06 | Weblog
北朝鮮が韓国に砲撃してから一週間が経ちました。
どう落としどころをつけるかが問題な訳ですが…韓国の代表的な新聞の
朝鮮日報、中央日報、東亜日報がngc2497から見ると好戦的とも思える社説を
載せていましたのでここに記録します。どうも開戦を望んでいる様に読めなくもないです。
(ただし、注意すべきはこの3紙はいずれも日本で言えば読売、産経的なポジションにいるらしくて
保守・右翼的言論紙らしいです。リベラル系のハンギョレ紙(←日本語版なし)とかがどのような
社説を載せているかは未チェックです…ngc2497はハングル読めないので…)

朝鮮日報社説
http://www.chosunonline.com/news/20101129000018
>2010/11/29 09:20:56
>【社説】砲撃で同胞を殺害しておいて「遺憾」とは
>北朝鮮は27日、「人間の盾」などといった言葉を使うことで、自分たちの砲撃によって延坪島で民間人が
>死亡した責任を、韓国側に転嫁した。朝鮮中央通信はこの日発表した論評を通じ、「延坪島への砲撃で、
>民間人の死傷者が発生したのが事実なら、これは非常に遺憾なことだ。しかしその責任は、今回の挑発行為を
>準備する過程で、砲陣地周辺や軍事施設内に民間人を住まわせ、“人間の盾”を築いた敵の非人間的な行動に
>ある」と主張した。

>北朝鮮による砲撃は、韓国軍の海兵隊部隊だけでなく、そこから直線距離で1.5キロ離れた民間人居住地にも
>集中して行われており、この二つの場所の間には山が存在している。北朝鮮の砲撃が、韓国軍のK9自走砲に
>正確に狙いを定めていたことからすると、北朝鮮は普段から韓国側の基地と民間人の双方を標的にしていた
>ことが分かる。死亡者が発生した地域も、部隊からかなり遠く離れていた。

>民間人を狙った殺傷行為は、明らかに戦争犯罪だ。そのため北朝鮮は当然のことながら、
>金正日(キム・ジョンイル)総書記が直接謝罪し、関係者の処罰を約束すべきだ。ところが北朝鮮は、
>自分たちが砲撃を行ってから四日も過ぎてから、しかも当局ではなく通信社を通じて、「南(韓国)側が先に
>挑発し、米国がその背後にいる」という虚偽に満ちた論評を発表し、その中で「遺憾」という言葉を用いた。
>ちなみに2008年に金剛山で発生した韓国人観光客射殺事件や、昨年の黄江ダム放流による民間人死亡事件では、
>北朝鮮当局が直接前面に立っていた。

>北朝鮮が示した「遺憾の意」は、民間人を殺傷したことに対する国際社会からの非難をかわすのが狙いであり、
>「人間の盾」という表現にも当然、同じ意図が込められている。さらにこの表現には、西海(黄海)5島
>(西海沖の北方限界線〈NLL〉近くにある五つの島)の住民と軍を仲違いさせ、8300人以上の住民に島を
>離れさせようとする意図も隠されている。住民が西海5島から立ち去れば、ここを紛争地域に仕立て上げ、
>領有権を主張しようとする北朝鮮の戦略にはまってしまうのは間違いない。

>西海5島は地理的に北朝鮮と非常に近いため、常に危険な攻撃にさらされている。しかしこれは逆に言えば、
>敵の腹部を狙って相手の手足を縛ることのできる軍事的要衝だということも意味している。西海5島は、
>ここに住む漁業関係者たちが先祖の代から受け継いできた生活の基盤だ。
>「この島を守り抜いてこそ、ソウルも守ることができる」という発想の転換が今こそ必要だ。


中央日報社説
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=135354
>【社説】「言葉より行動」…それが国民の要求
>李明博(イ・ミョンバク)大統領はきのう、「いまは100の言葉よりも行動で見せる時」と話した。
>それこそ国民がこの政権に言いたい言葉だ。李大統領は、「今後北の挑発には必ず応分の代価を払わせる」
>「政府と軍を信じてほしい」と述べたが、行動がともなわなければ信頼を得るのは難しい。

>北の挑発を抑止する力は言葉ではなく行動にある。李大統領の指摘通りに私たちは数えきれないほど
>北朝鮮の挑発を受けてきた。1・21青瓦台(チョンワデ、大統領府)襲撃事件、アウンサン廟テロ、
>大韓航空機爆破…。現政権になっても金剛山(クムガンサン)観光客射殺、天安(チョンアナン)艦爆沈が
>続いたが、一度も“応分の代価”を払わせることはできなかった。延坪島(ヨンピョンド)攻撃もその結果は
>違わない。北朝鮮に脅威を感じさせることができなかったためだ。

>李大統領は、「北朝鮮の挑発に対し耐えに耐えてきた…これ以上の忍耐と寛容はより大きな挑発を招くと
>いうことをわが国民は明確に知ることになった」と話した。その通しだ。耐えに耐えていまは忍耐の限界を
>越えた状態だ。いま国民は怒りが爆発する状況だ。天安艦爆沈に対する談話でも李大統領は同じ話をした。
>李大統領は、「われわれは北朝鮮の蛮行に対し、耐えに耐えてきた…しかしこれからは変わるだろう…北朝鮮は
>自身の行為に相応する代価を払うことになるだろう」と強調した。だが変わったことは何もない。
>そのために国民は半信半疑しながら空虚さを感じている。青瓦台も政府もこのような国民的感情を十分に
>感知しているだろうと考える。警告だけ繰り返すのは2度とあってはならない。

>今回の談話にはそうした国民的感情までも反映しようとした跡が歴然としている。北朝鮮の肩を持ち
>6カ国協議ばかりを繰り返す中国に対し一言も言及しないことにより、中国に対する不満を間接的に表現した。
>北朝鮮に対しても異例に、謝罪や責任者処罰などを要求しなかった。怒りの表現とみられる。短いながらも
>断固たる語調で北朝鮮と国際社会に向けた明確なメッセージを示し、国民にも謝罪と約束を真に伝えたとみる。
>そういう衷心もまた、行動で後押しされなければならない。

>北朝鮮は金大中(キム・デジュン)元大統領が積極的な北朝鮮融和政策を推進した1999年6月に
>第1次延坪海戦、また2000年に南北首脳会談を行い北朝鮮支援を大幅に増やした2002年6月の
>第2次延坪海戦を起こした。北朝鮮は偽装平和攻勢の後で絶えず対南挑発をたくらんできたのだ。
>しかしわれわれは緩んで武装を解除していた。盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権は西海5島を共同漁労区域として
>推進し、この地域の戦力を大きく低下させた。結局われわれが戦力を弱化して北の挑発を誘導した格好になった。

>李大統領の談話のように、「いかなる威嚇と挑発にも退かず対抗する勇気だけが真の平和をもたらす」。
>特に言葉より何倍の報復がともなう時、あえて挑発する考えは持てなくなる。
>強力な報復は、戦争に進むのではなく戦争を防止して平和を維持する唯一の道だ。

>われわれ自ら強力な行動に出なければ国際社会の協力を引き出すことも難しい。
>われわれ自ら懲らしめる意志がないのにだれが立ち上がって北朝鮮の狂気を止めるだろうか。

>2010.11.30 11:47:05

東亜日報社説
http://japan.donga.com/srv/service.php3?bicode=080000&biid=2010112543588
>[社説]北朝鮮基地、叩きつぶすべきだった
>NOVEMBER 25, 2010 06:13
>北朝鮮の延坪(ヨンピョン)島砲撃に対する韓国軍の対応射撃が、北朝鮮側にどの程度の被害を与えたのかは
>まだ確認されていないが、前後の状況を総合してみると、韓国軍の対応射撃が不十分だったと判断される。
>韓国は海兵隊兵士2人のほかに、民間人2人の死亡が確認され、国民の怒りはわき上がっている。
>天安(チョンアン)艦沈没事件で、46人の若い水兵の命が奪われ、再び延坪島が爆撃を受けたにも関わらず、
いつまでやられてばかりいるのか。延坪島に配備された自走砲だけでは、効果的な対応するには力不足なら、
>空軍戦闘機による攻撃も辞さないという世論もある。

>李明博(イ・ミョンバク)大統領が、5月24日に天安艦関連の対国民談話で強調した積極的な抑止原則は、
>十分に守られなかった。李大統領は当時、「北朝鮮は、自らの行為に相応する代価を払うことになるだろう。
>いかなる挑発も容認せず、積極的な抑止原則を堅持する。韓国の領海領空領土を侵した場合、直ちに自衛権を
>発動する」と警告した。北朝鮮の挑発があるたびに、「追加挑発の場合には、2、3倍にして報復する」、
>「発射基地を攻撃する」と公言したが、今回も言葉だけだった。

>まず、大統領自ら、北朝鮮の挑発に対する報復の意志を徹底していたのか、疑わしい。大統領府は、大統領の
>最初の反応として、「戦争に拡大しないよう管理せよ」と述べたと発表した。天安艦沈没直後、「沈没の
>原因に対し、予断を許してはいけない」と述べ、北朝鮮の犯行ではない可能性もあるという点に、比重を
>置いたことを連想させる言葉だった。約40分後、大統領府側は、「実務者のミスだった。断固たる対応をし、
>状況が悪化しないよう万全を期せ」という指示が誤って伝えられたと修正した。それから1時間30分後、
>「戦争へ拡大しないよう万全を期せという言葉は誤って伝わったもので、そのような言葉は一度もなかった」
>に変わった。大統領府の度重なる発表から、事実でないことは明らかだ。

>李大統領は同日午後9時30分頃、合同参謀を訪れ、「何倍もの火力で報復するという考えを持たなければ
>ならない。再び挑発しようと思わせないほど、莫大な報復をすべきだと考える。100回の声明よりも行動で
>対応するのが、軍の任務だ」と述べた。突然、発言の強度が大幅に高まった。この時、すでに南北双方の
>砲撃が止んだ6時間後だった。「バスの出発後に手を振る」ことと大差がない。結局、大統領の戦争拡大防止発言が、
>軍の作戦に混乱を与えただけではないか疑わしい。

>大統領は、軍事作戦に関し、合同参謀議長の指揮と交戦規則に任せることが正しい。延坪島挑発のような局地的な
>状況では、作戦マニュアルで、軍が適切に対応すればいいことだ。大統領は、軍統帥権者として、軍事作戦に
>介入するよりも、対国民特別談話を通じ、国家の守護の意志を明らかにし、国民に自信と結束を訴えられたなら、良かっただろう。

>北朝鮮は、韓国を萎縮させ、局地的に威嚇する戦略を最大限に活用している。政府が、「戦争拡大を
>避けなければならない」という対北朝鮮政策を使い続けるなら、軍の対応は極めて制限的にならざるを得ない。
>過去、金大中(キム・デジュン)、盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権の対応方式がそうであったように、南北関係は、一方的な北朝鮮の意図どおりになるだろう。
>このように生半可な対応では、第2第3の延坪島、天安艦事態を防ぐことはできない。

>幸い、延坪島事態が経済に及ぼす影響は、それほど大きくないことが分かっている。尹増鉉(ユン・ジュンヒョン)企画
>財政部長官は24日、国会予算決算委で、「これ以上、挑発が拡大しなければ、経済に及ぼす影響は制限的に終わるとみられる」
>と指摘した。スタンダード・アンド・プアーズ、ムーディーズ、ピッチなどの国際信用格付け機関も、北朝鮮の挑発は、
>韓国の国家信用格付けに否定的な影響を与えないことを明らかにした。

>延坪島事態のような交戦事態を扱う国軍統帥権者は、ビジネス精神で判断してはならない。
>企業家としての生活が長かった李大統領は、戦争拡大がもたらす経済的ダメージを
>心配したかもしれないが、堅固な安保だけが、経済の安定と繁栄を守ることができる。


3紙を俯瞰してみると…どうも韓国の大手マスコミ自身が北朝鮮と全面開戦を望んでいる様にも読めます。


最後に書き添えておくとngc2497は今回の件につきましては態度保留です。
日本にとってもし「北朝鮮VS韓国」の戦争になってもそれは韓半島の人々の
意志によって決める問題であって日本政府は韓半島の邦人救出や日本企業・日本資本保護などを
やれる範囲で最大限やるべきであって、後は韓半島に対しては一歩引いたドライな
目線で見た方が良さそうだと考えています(ましてや仙石官房長官の様な親中・親韓を通り越した
韓国・中国に対する卑屈的態度はいくらなんでもありえないと思います)。
中国ほどではなくても韓国も結構えげつない所がビジネスで頻繁に見られるので…
(開戦しても韓国に無償の資金供与などを行うべきでないと考えています。韓国に対して
有償の資金供与なら行ってもよいと思いますが)




最新の画像もっと見る