昨年、2011年は(3.11を筆頭に)日本にとって色々とありました。
本当に日本にとっても世界にとっても激動の年でした…
今年は辰年ですが一体何が起きるでしょうか。
今年が皆様にとって良い年になりますように。
今年こそ日本が龍の様に昇竜していく事が起きる事を祈念します。
皆様の今年の御多幸をお祈りします。
よろしければ日本共産党志位委員長の新春インタビューを読んでみてください。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik11/2012-01-01/2012010101_01_0.html
＞志位委員長 新春インタビュー
このエントリもコメント欄は解放してあります。
昨年は例の高岡発言をきっかけにフジデモ・花王不買などが起こり、反韓流運動にまるで正義があるかのごとき一年でした。
しかしフジのデモでは、主宰者の「おマ●コゲット」による離脱・メンバーの覚せい剤逮捕と、ボロボロとメッキがはがれてしまいました。
特に主宰者の離脱は、毎日変態訴訟の時と同様に、参加したものは担がれるだけ担がれ、ハシゴを外され結局はピエロになってしまった、と言う結末です。
昨年は「讀賣」の内紛がありましたが、フジに「韓流ごり押しやめろ！」とデモした輩は、読売新聞社には抗議したのでしょうか？
いやむしろ、彼らは「讀賣」の内紛には頬かむりでした。そもそも自民党や、読売関連には見てみぬ振り、と言うのが彼らなのです。
そもそも日本のテレビで、「奥様は魔女」とか「ナイトライダー」などアメリカのドラマが頻繁に放送されていたときには「アメリカドラマが多すぎる」なんて声は聞かれませんでしたし、テレビでアメリカのタバコのＣＭがオンエアされていたときも、今テレビが「パチンコＣＭで朝鮮(韓国)マネーに支配されている」と言われているように、「テレビはアメリカマネーに支配されている」なんて言われませんでした。
要は、韓国だから攻撃する、ヤリ玉に挙げられている、と言うことでしょう。
しかし、どれだけネットの一部の輩が韓国を攻撃し、「韓流ごり押し止めろ」と吼えようと、韓流人気は止まらないことだと、昨夜の紅白を見てつくづく感じました。
さて、ngc2497様
＞自分でブログ開設して自分で分析をしなさい。人に頼むのではなくて。
大体「ご注進」とか書いておいて「分析されたい」という物言いはものすごく無礼。
本当にそうですね。いきなりタメ口で「分析されたい」なんて礼を失しています。
ngc2497様も一度は苦渋の思いで凍結を決断し、それでも再開されたのですから、温かい目で、かつ長い目で見守っていただきたいものです。
長くなりましたが、今後も大変でしょうが、今年も読み応えある記事を期待しています。
昨年はサーチナの「ユーチューブが韓国からのアクセスを遮断した!!」という妄想大誤報や反フジテレビデモの皮をかぶった嫌韓デモに象徴されるように
現実の韓国と、ネトウヨの「脳内韓国」との乖離が極まった年でした
この傾向は、今後も続くと思いますので
近い将来、うっかりネトウヨを拾ってしまった企業がとち狂った事を始めたりして世界の失笑を買ったりしなければよいのですがね…
昨年はブログ凍結宣言もあって、これだけネトウヨという
か自称保守・愛国者に対する分析・批判が充実したブログ
が消えてしまうのかという事への心配もありましたが、復
活するとの事もあって安堵致しました。この文章を書いて
いる現在85万以上がHit数がありますが、90万、100万Hit
数に達する事を期待するばかりです。
昨年は我が国では東日本大震災、世界では欧州の財政危機
やタイの洪水被害（どちらとも我が国の経済界に対する影
響は少ないものではありませんでした）といった国内外を
問わず大変な事が続いた一年でもありましたが、今年こそ
は日本並びに世界にとっても良い年になる事を期待するば
かりです。今思えば西暦2000年前後はノストラダムスの
大予言といったオカルトものや、結局大した事ではなかっ
た2000年問題といった事を除けば、21世紀は戦争の多か
った20世紀とは逆に世界にとっても素晴らしい世紀にな
るように（情報技術やバイオテクノロジー等々の発達をは
じめとする科学技術の進歩等で）言われていたと記憶して
いますが、21世紀が始まって10年以上経過した現在とな
っては21世紀がバラ色というのが幻想に過ぎず、結局の
所は20世紀と基本的な所では変わらないのではないかと
思えてならなかったりもします。
netwatcher様もご指摘のように昨年はかのフジテレビ嫌
韓デモや花王不買に現われる嫌韓運動が夏頃から起こって
いましたが、愛国を掲げた嫌韓運動というものには阿呆く
さいと思えてならないものがありました。民放で韓国ドラ
マが多く放送されるのは、放送局が親韓的だからではな
く、今や広告料収入減に喘いでいる民放にとっては自前で
番組を作るよりも韓国ドラマを放送した方が安上がりであ
るという経済的事情が存在しているからというのが一般的
なのですが、嫌韓を唱えてやまない人間にとってはそうい
った事など耳に入らないのでしょうね。しかもそういった
韓国ドラマは高視聴率確実なゴールデン枠ではなく、あま
り見ている人の少ない平日午後の時間帯（国産ドラマの再
放送枠）に放送されているものが多いという事は、もの凄
い暇人が退屈凌ぎにやっているようにも見えてしまいまし
た。個人的には現在のテレビの問題点は韓国系コンテンツ
云々よりも、どこにチャンネルを合わせても似たようなグ
ルメ情報やクイズ番組、芸人いじりの雛壇番組ばっかりと
いう状況だと思っているのですが。結局こんな金太郎飴状
態というのも経済状況が昔ほど良くないからなのでしょう
ね。
これもnetwatacher様のご指摘にもあるかつて我が国のテ
レビでアメリカドラマが頻繁に放送されていた事に関連し
て、ドラマはともかく欧米で製作された映画も今でもテレ
ビで放送されてゴールデン枠だと高視聴率を記録するもの
も少なからずありますが、何故か「マスコミがアメリカ資
本に支配されている」という事は確かにこれっぽっちもき
きませんね。それどころかメディアを別にしても、欧米の
有名企業が日本の企業を買収してもそれに対するブーイン
グらしいものは聞いた事すらありません（業界内部ではあ
るのかもしれませんが）。もし韓国の有名企業（サムスン
やヒュンダイといった）が日本企業を買収するといった事
が起これば、ネットの自称愛国者連中は異常というくらい
に怪気炎を挙げまくるのでしょう（対象企業における関係
者のブログを炎上やそれに対するデモを含め）、ソフトバ
ンクの孫正義氏を目の敵にしている事を思えば。
私も昨年のゴールデンウィークのコメントではネトウヨと
いう生き物は社会を生きていく上で必要とされる才能や技
能が著しく欠如しているため、国家をあたかも自分の守護
神が如く一心同体のように捉え、中国や朝鮮、左派系のマ
スコミや団体、政治家や言論人等々日本に対して批判的な
勢力や個人をあたかも地球侵略を企む宇宙人等の邪悪な存
在として見ているのではないかと書きましたが、最近では
それに加えて戦後教育やそれに基づく価値観が生み出した
モンスターや膿といったものでもないかと思う事がありま
す。
戦後教育等の弊害については様々な所で語られてはい
ますが（自称保守が言う愛国心を教えてこなかったか
ら社会秩序が乱れた云々というのは別にしても）、その
弊害の中で挙げられるものとして行き過ぎた個人主義
（というより勘違いした個人主義）が蔓延った末にモ
ンスタークレーマーを生み出したというものからもネ
トウヨという存在もそれと同じではないかと考えてい
ます。韓国や朝鮮、中国が憎いという理由だけでそれ
に関わった全てを悪として断定し、周りの迷惑を顧み
ずに叩き続ける事を正義の行動だと思っている所を見
ると。結局の所あのフジテレビデモやら花王不買に関
しても、そういったモンスタークレーマーが徒党を組
んで行ったものという事になるのでしょうね。しかし
ながら昨年末の紅白歌合戦にＫ－ＰＯＰ系が３組出場
となった事への抗議デモをやるとかネット上の一部に
て言っていましたが、果たして実現したのでしょうか？
どう考えても年の瀬まで人騒がせな連中と言えなくも
無いのですが。私も紅白は見ましたが、韓流人気の根
強さはnetwatcher様同様に感じています。
今年２012年はマヤ暦の一つの区切りの年という事で
地球が滅亡するとか色々な事が以前から世の中の一部
では言われてきましたが、ネトウヨなり自称保守・愛
国界隈でも果たしてどんなデマやら終末論が出てくる
のか期待はしないにしても有り得ると思う所がありま
す。些細な事からも日本が終わっただの云々というの
がネットの一部では喧しく騒がれるではないかと思い
ます。もう「日本が在日に支配されている」と思い込
んでいるネトウヨの脳内世界では日本国内には１億人
以上の韓国・朝鮮系の人が住んでいて（南北朝鮮の人
口を足した数以上に）、純粋なる日本人は絶滅危惧種
になっているのではないでしょうか。もう殆どＵＦＯ
系のオカルトや侵略モノＳＦなんかの宇宙人が地球人
に成りすまして地球征服のための準備を進めていると
いうような事そのまんまですけど。
最後になりますが、
ゴールデンウィークの時の私のコメントに対するネトウヨをネタにした漫画が出るとは思えないというご解答を頂きましたが、昨年夏のフジテレビデモみたいなものは排外主義批判の一つとしては創作物にて使われるのではないかと思っています。ネトウヨはエンターテイメントにはなりにくいにしても、時事ネタ系の作品なんかで所謂「お外に出てきたネトウヨ」連中を煽りまくって政府転覆を狙う極右政治家や団体等を正義のヒーローが倒すストーリーとしては使えそうですけど（こういった作品を書きそうな漫画家としては原哲夫先生〈「公権力横領捜査官 中坊林太郎」や「阿弖流為２世」等で時事ネタを多数盛り込んだ〉か平松伸二先生（「マーダーライセンス牙」以降の作品では自身の作品に時事ネタを使っている）の両名が真っ先に頭に浮かびました）。
ネトウヨについて書いてあるサイト（自分で見つけた
ものも含め）としては、chakuwikiというネタ情報メ
インのネット辞典での、
「ベタな右翼の法則」
http://wiki.chakuriki.net/index.php/%E3%83%99%E3%82%BF%E3%81%AA%E5%8F%B3%E7%BF%BC%E3%81%AE%E6%B3%95%E5%89%87
の下のほうに「ベタなネットウヨクの法則」というものがありますが、ここに書いてある事も本サイトとあわせて読めば大いに役立つのではないかと思っています。実は私もこのページのみならず、chakuwikiの色々なページにネタを書いたりしていますが（笑）。
後、このブログの「ネット右翼の育ての親」
http://blogs.yahoo.co.jp/oseh13/65039450.html
も意見の一つとして参考になるのではないかと思います。
新年早々長文で失礼致しました。約８ヶ月を越えて言いたい事が沢山あったとお考え下さい（笑）。
ところで一つ気になったことがあるのですが、このブログで紹介されたネット右翼は全て男性で女性は一人もいないのですが、これは何か理由があるのでしょうか？
テレビ局が韓国ドラマやタレントを使うのはコストパフォーマンスが良いからでしょうね。
実際本屋で平積みされている書籍を見ると韓流ドラマや映画の解説本が常連で並んでいる事からも
虚像でないブームなのは分かります。老人に言わせると韓流ドラマというのは
昔の昭和時代の日本のドラマに似ていて勧善懲悪なので安心して見られるんだそうで。
しかしngc2497の感覚では昨今の韓流ブームはややいきすぎという感じがしなくもないです。
ここ半年くらいの韓流は一種のバブルではないかという感じもします。
>BR-S氏
>うっかりネトウヨを拾ってしまった企業
実際、麻生太郎氏みたいにネットの人気を実人気と勘違いした大物政治家もいますからね。
その可能性は「ネットに対する免疫のない企業」では十分ありうると思います。
>7743氏
>このブログで紹介されたネット右翼は全て男性で女性は一人もいないのですが、
それは明確に間違いです。
例えばこれらエントリ↓で
http://blog.goo.ne.jp/ngc2497/e/f135e3d7fe13257e450536e9322a36bf
http://blog.goo.ne.jp/ngc2497/e/fc0b2f38dc2b0e0c88b45c1ab210fc08
「お外に出てきたネトウヨ」として「そよ風」や在特会女性メンバーを取り上げたりしています。
しかし現実的に性別確認出来たネトウヨの殆どが男で占められている事も事実です。
恐らくそれは「ウヨサヨ無関係に政治に熱くなるのは殆ど男」という所から生じているものと思われます。
（なんというか…何故か損得抜きで物事に没頭したり凝りたおすのは殆ど男です。
登山・パズル・プログラミング・読書・一人旅etcetetc…を考えてもそうです。何故そうなのかはわかりませんが。
そういう物事を凝りたおすのは学部によっても差があって、訳のわからない考えても仕方のない
問題や事物を考えて解くのは大体、医学部か工学部か理学部の可能性が高いです。そしてそれらの学生は大部分が男なんですわ…）
>Abell2218氏
文章が長いよ～～（＾＾；；）
>90万、100万Hit数に達する事を期待するばかりです。
実は右上に表示されているカウンターは「その日のユニークIPをカウント」するものなのです。
ですから一日に複数回来訪しても一回とカウントされます。
そういうリロードも含めたトータルアクセス数はユニークIP数の４～５倍以上になるので
トータルアクセスは既に400万を越えていたりします。
>何故か「マスコミがアメリカ資本に支配されている」という事は確かにこれっぽっちもききませんね。
「奥様は魔女」とかNHKの「大草原の小さな家」とか昔はありましたな。
現在でも金曜ロードショーなどのTVで映画放送する際はかなりが米国映画ですがネトウヨはスル～ですからな。
>昨年夏のフジテレビデモみたいなものは排外主義批判の一つとしては創作物にて使われるのではないかと思っています。
まだ判断保留ですが…既にネトウヨを題材にした創作物が少なくとも一つは出た事を
ngc2497も以下の様に↓取り上げましたから…案外少しは出るかもしれません。
http://blog.goo.ne.jp/ngc2497/e/ebb4586dff2f022adc8b02ac12ff363a
>ブログ凍結の時は、びっくりしました。
（既に書きましたが）要は
多忙＋心理的に余裕がない＋ネットから意図的に距離をおく必要性を感じた
という理由で凍結した訳です。
しかしその後、サーベイ・リサーチしてみたらこのブログを意外に多くの人が
reference,libraryとして使用しているらしい事が分かったので類似の事態が今後あっても
なるべくブログは凍結させずに休眠しようと思っております。
最近ふと思うのは、本当に問題なのは、可哀想なネット右翼の人達よりも、それこそ橋下徹のような、思考の方向性はネット右翼とあまり変わらない人物が脚光を浴びる社会状況であり、主権者の民度が劣化していることのように思います。ますます右傾化が進んでいるのだという危機感が強いですね。だからこそ、その流れに抗うこと、意思表明と筋を通し続けることが大事なのだと思います。そういう意味で、このblogの存在は尊いです。ご多忙だとは思いますが、マイペースに更新をしていただければ有難いです。よろしくお願いします。
なお、私は小学校で子ども達を教える立場ですが、そんな私に出来ることとして、大事なことはこれからもきちんと伝えていきたいと思っています。
とある電子書籍にて著者が「自分の頭で考える力を養うのは、権威を疑う事。それを手軽に鍛えるには産経新聞の社説を疑うトレーニングが簡単である。iphoneならタダで読めますから」と書いてあり、少々笑ってしまった事があります。
やはり素養のある人間は産経は「嘘・デマを平気で載せる」と認識されているようで、私も実践してます。
iphoneだとタダで読めますからね、産経。
……個人的には朝日とか日経も無料で読めるようになれば最高なのですが、難しいのでしょうな。
（アプリ自体は無料ですが、会員登録や購読料が必要で費用がががががが
更新は気の向いた時で構わないと思います。私も人のことは言えません。
ところで、フジテレビデモは同じフジサンケイグループの産経新聞社、扶桑社、育鵬社にもやらないのか？と言いたい。
扶桑社と子会社の育鵬社はフジテレビ本体、ニッポン放送同様フジテレビグループ。フジテレビ(持株会社のフジ・メディア・ホールディングス)の全額出資子会社・孫会社。ネトウヨは知っていてやっているのでしょうか。
いずれにせよ、明治維新以来の黒歴史でもある「日本はアジアの盟主かつ欧米(今はアメリカ合衆国)の忠実な僕」意識があるのは確かだと思います。