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産経@捏造新聞へのツッコミをまとめてしておきます。
2007年5月30日
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/column/opinion/54296/
>【主張】社保庁問題 責任は与野党ともにある
>(前略)
>だが、菅代表代行は社保庁を監督する責任のある厚生相を経験した一人である。
>責任がないとは言い切れない。ひとごとのように批判すること自体、
>責任逃れではないだろうか。
>(後略)
|
|それに対して
↓
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/column/opinion/58326/
>【主張】会期延長 責任伴う決断を支持する
(前略)
>年金記録紛失問題に政治としてどう対処するかも、残された会期の中で大切な
>テーマだ。責任の押し付け合いや、加入者の懸念をあおるような議論ではなく、
>受給漏れや年金制度そのものへの不信を取り除くために、各党は知恵をしぼるべきである。
結局、責任は与野党ともにあるとかいいつつ名指しで批判されたのは管だけでした。
さすが自民党広報紙ですな。
で、、更に、、、
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/column/opinion/58327/
>【正論】屋山太郎 社保庁問題は国鉄問題にそっくり
>民主党がやるべきことはまず支持母体の自治労に世間一般の常識を教育してやることだ。
支持母体団体を政党が教育すべきなんてロジックは初耳ですな‥
それだと自民は経団連を教育すべきだし公明は創価学会を教育すべきなんですが。
産経は「民主は○○をすべき」というのは言っても「自民は××をすべき」というのは
言わないんですよね。。
次に産経の主張を全文引用します。
http://www.sankei.co.jp/ronsetsu/shucho/070623/shc070623000.htm
http://megalodon.jp/?url=http://www.sankei.co.jp/ronsetsu/shucho/070623/shc070623000.htm&date=20070623072610
>【主張】沖縄戦集団自決 文科省は検定方針を貫け
>沖縄県議会で、教科書の沖縄戦集団自決に関する記述に付けられた検定意見の撤回を求める
>意見書が、全会一致で採択された。県議会で与党最大会派の自民党までもが国の検定方針に
>異を唱えたことは残念であり、沖縄県の特異な政治状況をうかがわせる。
>
>意見書は「集団自決は日本軍の関与なしに起こり得なかった」「教科書記述の削除・修正は
>体験者による数多くの証言を否定しようとするものだ」などとしている。
>しかし、文科省の検定意見は、日本軍の命令によって住民が集団自決を強いられたとする
>誤った記述に対して付けられたものだ。軍の関与や体験者の証言を否定しようとはしていない。
>
>集団自決は昭和20年3月下旬、米軍の第1陣が沖縄本島西の渡嘉敷、座間味島などに上陸
>したときに起きた悲劇的な出来事である。軍命令説は、昭和25年に発刊された沖縄タイムス
>社の沖縄戦記『鉄の暴風』に書かれ、大江健三郎氏の『沖縄ノート』などの本に孫引きされた。
>多くの教科書もこの軍命令説に基づいて書かれていた。
>
>しかし、作家の曽野綾子さんが『鉄の暴風』の記述に疑問を提起したノンフィクション『ある
>神話の背景』を出したのをはじめ、学者らによる実証的な研究が進められた結果、軍命令説は
>信憑(しんぴょう)性を失った。また、集団自決当時の女子青年団員や沖縄の元援護担当者ら
>から、軍命令はなかったという証言が相次いでいる。
>
>文科省の検定は、こうした最近の研究や証言に基づいて行われたもので、当然の措置といえる。
>沖縄県議会の意見書に限らず、さまざまな抗議運動が起きているが、検定はこうした政治的な
>動きに左右されるべきではない。
>
>この問題をめぐり、文科省で教科書検定を担当する企画官を外郭団体に異動させようという動き
>が伝えられた。検定への抗議運動に対する配慮だとすれば、禍根を残すことになろう。
>
>沖縄では、集団自決の後、住民を巻き込んだ地上戦が展開され、軍民合わせて18万8000人が
>戦死した。このうち、沖縄県民の犠牲者は12万人を超える。戦後も27年間、米国の施政権下に
>置かれた。きょう23日は沖縄慰霊の日。沖縄県民の苦難の歴史を改めて思い起こしたい。
>(2007/06/23 05:14)
なんというか、、、「軍の関与や体験者の証言を否定しようとはしていない」と書きつつ
「日本軍の命令によって住民が集団自決を強いられたとする誤った記述」という支離滅裂な事
書いて給料もらえるというのはすごく羨ましいのですが‥
「日本軍の命令によって住民が集団自決を強いられたとする」事の根拠は主として様々な
聞き取り調査結果と(数は少ないですが)聞き取り調査を裏付ける物証なんですが。
実際「集団自決軍命存在の否定の根拠」について産経が使うのは大体は曽野綾子の本なんですな。
ついでにこちらも全文引用
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/column/opinion/58191/
>【正論】藤岡信勝 「政治的妥協」の愚を繰り返すな
>「沖縄集団自決」と教科書検定
>≪創作された「軍命令」≫
>戦争末期の昭和20年3月、米軍が沖縄の慶良間列島に攻め込んできたとき、座間味島と
>渡嘉敷島では数百人の追いつめられた住民が家族どうしで殺し合うなどして集団自決する
>痛ましい出来事があった。ところが、戦後、それは日本軍の将校の命令により強制された
>ものであるとされるようになった。
>
>しかし、「沖縄集団自決軍命令説」は次第にその虚構性が明らかになってきた。梅沢裕少佐を
>隊長とする部隊が配置された座間味島では、村の重役の指示に従って「住民は隊長命令で自決した」
>と嘘の証言をしていた女子青年団長が良心の呵責に耐えかね、事実は梅沢隊長のもとに自決用の
>弾薬をもらいに行ったが追い返されていたと告白した。
>
>嘘の証言をさせられたのは、遺族が援護法によって年金を受け取るためには軍の命令があったこと
>にする必要があるからだった。実際に集団自決の命令を下したのは、村の助役だった。
>
>軍命令説の虚構はここ数年でさらに決定的になった。渡嘉敷島の隊長・赤松嘉次大尉は、住民の
>自決を知って「何と早まったことをしてくれたんだ」と嘆き悔やんだ。ここでも命令したのは
>村長だった。しかし、赤松氏は戦後、後任の村長に懇願されて、自決命令を出したとするニセの
>証明書を厚生省に提出していたことが、平成17年5月、自由主義史観研究会の現地調査でわかった。
>(詳細は18年8月27日付産経新聞参照)
>
>≪「軍の強制」に検定意見≫
>去る3月30日、来年4月から使われる高校用教科書の検定結果が公表されたが、日本史教科書の
>検定で、沖縄戦の集団自決について「日本軍に強いられた」という趣旨を書いた7点の教科書に
>ついて、「命令したかどうかは明らかと言えない。誤解の恐れがある」とする検定意見が初めて
>ついた。遅きに失したとはいえ、近年の動向を踏まえた極めて妥当な検定だった。
>
>座間味・渡嘉敷に配置された日本軍は海上挺身隊という名の「海の特攻隊」で、彼らの任務は米艦に
>突撃して死ぬことだった。隊長は事実として住民に自決命令を出さなかったというだけではなく、
>そもそも住民にそのような命令を下す権限を持たなかった。制度上・組織上、「軍命令」など
>あり得ないのである。
>
>住民を指揮する権限を持っていたのは村長・助役などの行政側だった。軍を悪者にして精神の平衡を
>得ようとするのは戦後的な錯誤と欺瞞である。沖縄の良心にこのことを訴えたい。
>
>≪「沖縄条項」制定の企み≫
>沖縄では検定撤回を求める激しい運動が起こっている。文科省はどんなに沖縄の反対運動が広がっても、
>検定を撤回することはないだろう。そんなことをすれば、検定制度の根幹が吹き飛んでしまうからである。
>
>しかし、それとは別の迂回した方法で「政治的妥協」が計られる危険性は十分にある。実は、悪しき前例がある。
>中韓の内政干渉に屈して「近隣諸国条項」が制定された昭和57(1982)年、高校日本史で「沖縄県民が
>日本軍の手で殺害された」という記述が検定によって削除されるということがあった。これに対し沖縄の
>地元紙2紙が2カ月にわたるキャンペーンを展開。県議会が意見書を採択し、国会質問に小川文相が「次の
>検定の機会に県民の方々のお気持ちに十分配慮して検定を行う」と答弁した。
>
>そして、昭和58年度の前倒し検定では、「日本軍により、戦闘のさまたげになるとして集団自決を強要
>されたり、スパイ容疑などの理由で殺害されたりした県民も少なくなかった」という記述が合格し、その後の
>沖縄戦記述の原型となったのである。
>
>今進行している事態はそれと全く同じである。地元紙2紙が扇情的な記事を連日大々的に掲載し「県民感情」を
>あおっている。すでに6月中旬までに、沖縄の41市町村議会のうち半数を超える議会が検定撤回の意見書を
>採択した。
>
>問題は参議院選挙を控えた政府・自民党が、来年3月までにこっそり教科書会社に自主訂正を申告させて
>検定以前の記述を復活させるという密約をしかねないことだ。そうなれば、「沖縄」だけを検定の埒外に置く
>「沖縄条項」とでもいうべきものが事実上制定されることになる。日本人は沖縄の悲劇を心に刻むべきだ。
>しかし、今、検定撤回の動きを扇動している勢力の狙いは、「県民感情」を利用して歴史をゆがめ、
>反軍・反国家・反体制運動を展開することなのだ。政治家主導による目先の妥協で国益を損ねた「近隣諸国条項」
>の二の舞いを絶対に繰り返してはならない。
>(ふじおか のぶかつ=拓殖大学教授)
こんな藤岡みたいな奴が「つくる会」会長やっているのだから「つくる会」の歴史認識レベルもしれたものです。
ツッコミ入れだすと同じ量のテキストファイルが必要になるので少しだけツッコミ入れます。
>嘘の証言をさせられたのは、遺族が援護法によって年金を受け取るためには軍の命令があったこと
>にする必要があるからだった。実際に集団自決の命令を下したのは、村の助役だった。
藤岡らは自分達の聞き取り調査は全て正しく、それに反する証言は全て捏造か間違いという認識の
ようですが、そんなレベルの認識の連中の聞き取り調査が信用出来るかといわれれば言わずもがなですね。
>そもそも住民にそのような命令を下す権限を持たなかった。制度上・組織上、「軍命令」などあり得ないのである。
制度とその制度の実際の運営がズレているのは普通に今でもあるし旧日本軍では制度と実際運営が
ズレているのが普通でした。大体、大規模な地上戦展開している最中で制度が文面通り
運営されていると考えられる想像力欠如の脳ミソが不思議ですな‥米軍でもイラクでどれだけ
逸脱行為を今もしている事か‥しかもイラク戦争の様に一方的ワンサイド戦闘でもそんな
悲惨な事が起こるのが戦争なんですよね。
>軍を悪者にして精神の平衡を得ようとするのは戦後的な錯誤と欺瞞である。
これは藤岡らの行っている精神安定における心的内部空間の構造告白に等しいのですが。
つまり「軍は崇高な存在である」という「前提」が藤岡らの心中にはあるのですな。
なんか北朝鮮の「先軍政治」の風味が漂うのですが‥
>しかし、今、検定撤回の動きを扇動している勢力の狙いは、「県民感情」を利用して歴史をゆがめ、
>反軍・反国家・反体制運動を展開することなのだ。
えーと、、、北朝鮮のテレビ放送でよく上と同じ事行ってますが??
「反軍・反国家・反体制運動を展開することが敵性国家の米国・日本・韓国の目的だ」とかなんとか。
ナチス元帥のヘルマン・ゲーリングの言葉にこんなのがあります。
>「民衆などというものは、いつでも支配者の思い通りになる。
> ・・・外国から攻撃されるぞと恐怖をあおり、平和主義者の奴らには
> 愛国心がなく、国を危険に晒していると非難しておけばいい。
> このやり方は、どこの国でもうまくいく」
‥‥上のゲーリングの言葉を藤岡は地で行ってますな。。
やはり産経の理想国家は北朝鮮の様です。
2007年5月30日
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/column/opinion/54296/
>【主張】社保庁問題 責任は与野党ともにある
>(前略)
>だが、菅代表代行は社保庁を監督する責任のある厚生相を経験した一人である。
>責任がないとは言い切れない。ひとごとのように批判すること自体、
>責任逃れではないだろうか。
>(後略)
|
|それに対して
↓
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/column/opinion/58326/
>【主張】会期延長 責任伴う決断を支持する
(前略)
>年金記録紛失問題に政治としてどう対処するかも、残された会期の中で大切な
>テーマだ。責任の押し付け合いや、加入者の懸念をあおるような議論ではなく、
>受給漏れや年金制度そのものへの不信を取り除くために、各党は知恵をしぼるべきである。
結局、責任は与野党ともにあるとかいいつつ名指しで批判されたのは管だけでした。
さすが自民党広報紙ですな。
で、、更に、、、
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/column/opinion/58327/
>【正論】屋山太郎 社保庁問題は国鉄問題にそっくり
>民主党がやるべきことはまず支持母体の自治労に世間一般の常識を教育してやることだ。
支持母体団体を政党が教育すべきなんてロジックは初耳ですな‥
それだと自民は経団連を教育すべきだし公明は創価学会を教育すべきなんですが。
産経は「民主は○○をすべき」というのは言っても「自民は××をすべき」というのは
言わないんですよね。。
次に産経の主張を全文引用します。
http://www.sankei.co.jp/ronsetsu/shucho/070623/shc070623000.htm
http://megalodon.jp/?url=http://www.sankei.co.jp/ronsetsu/shucho/070623/shc070623000.htm&date=20070623072610
>【主張】沖縄戦集団自決 文科省は検定方針を貫け
>沖縄県議会で、教科書の沖縄戦集団自決に関する記述に付けられた検定意見の撤回を求める
>意見書が、全会一致で採択された。県議会で与党最大会派の自民党までもが国の検定方針に
>異を唱えたことは残念であり、沖縄県の特異な政治状況をうかがわせる。
>
>意見書は「集団自決は日本軍の関与なしに起こり得なかった」「教科書記述の削除・修正は
>体験者による数多くの証言を否定しようとするものだ」などとしている。
>しかし、文科省の検定意見は、日本軍の命令によって住民が集団自決を強いられたとする
>誤った記述に対して付けられたものだ。軍の関与や体験者の証言を否定しようとはしていない。
>
>集団自決は昭和20年3月下旬、米軍の第1陣が沖縄本島西の渡嘉敷、座間味島などに上陸
>したときに起きた悲劇的な出来事である。軍命令説は、昭和25年に発刊された沖縄タイムス
>社の沖縄戦記『鉄の暴風』に書かれ、大江健三郎氏の『沖縄ノート』などの本に孫引きされた。
>多くの教科書もこの軍命令説に基づいて書かれていた。
>
>しかし、作家の曽野綾子さんが『鉄の暴風』の記述に疑問を提起したノンフィクション『ある
>神話の背景』を出したのをはじめ、学者らによる実証的な研究が進められた結果、軍命令説は
>信憑(しんぴょう)性を失った。また、集団自決当時の女子青年団員や沖縄の元援護担当者ら
>から、軍命令はなかったという証言が相次いでいる。
>
>文科省の検定は、こうした最近の研究や証言に基づいて行われたもので、当然の措置といえる。
>沖縄県議会の意見書に限らず、さまざまな抗議運動が起きているが、検定はこうした政治的な
>動きに左右されるべきではない。
>
>この問題をめぐり、文科省で教科書検定を担当する企画官を外郭団体に異動させようという動き
>が伝えられた。検定への抗議運動に対する配慮だとすれば、禍根を残すことになろう。
>
>沖縄では、集団自決の後、住民を巻き込んだ地上戦が展開され、軍民合わせて18万8000人が
>戦死した。このうち、沖縄県民の犠牲者は12万人を超える。戦後も27年間、米国の施政権下に
>置かれた。きょう23日は沖縄慰霊の日。沖縄県民の苦難の歴史を改めて思い起こしたい。
>(2007/06/23 05:14)
なんというか、、、「軍の関与や体験者の証言を否定しようとはしていない」と書きつつ
「日本軍の命令によって住民が集団自決を強いられたとする誤った記述」という支離滅裂な事
書いて給料もらえるというのはすごく羨ましいのですが‥
「日本軍の命令によって住民が集団自決を強いられたとする」事の根拠は主として様々な
聞き取り調査結果と(数は少ないですが)聞き取り調査を裏付ける物証なんですが。
実際「集団自決軍命存在の否定の根拠」について産経が使うのは大体は曽野綾子の本なんですな。
ついでにこちらも全文引用
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/column/opinion/58191/
>【正論】藤岡信勝 「政治的妥協」の愚を繰り返すな
>「沖縄集団自決」と教科書検定
>≪創作された「軍命令」≫
>戦争末期の昭和20年3月、米軍が沖縄の慶良間列島に攻め込んできたとき、座間味島と
>渡嘉敷島では数百人の追いつめられた住民が家族どうしで殺し合うなどして集団自決する
>痛ましい出来事があった。ところが、戦後、それは日本軍の将校の命令により強制された
>ものであるとされるようになった。
>
>しかし、「沖縄集団自決軍命令説」は次第にその虚構性が明らかになってきた。梅沢裕少佐を
>隊長とする部隊が配置された座間味島では、村の重役の指示に従って「住民は隊長命令で自決した」
>と嘘の証言をしていた女子青年団長が良心の呵責に耐えかね、事実は梅沢隊長のもとに自決用の
>弾薬をもらいに行ったが追い返されていたと告白した。
>
>嘘の証言をさせられたのは、遺族が援護法によって年金を受け取るためには軍の命令があったこと
>にする必要があるからだった。実際に集団自決の命令を下したのは、村の助役だった。
>
>軍命令説の虚構はここ数年でさらに決定的になった。渡嘉敷島の隊長・赤松嘉次大尉は、住民の
>自決を知って「何と早まったことをしてくれたんだ」と嘆き悔やんだ。ここでも命令したのは
>村長だった。しかし、赤松氏は戦後、後任の村長に懇願されて、自決命令を出したとするニセの
>証明書を厚生省に提出していたことが、平成17年5月、自由主義史観研究会の現地調査でわかった。
>(詳細は18年8月27日付産経新聞参照)
>
>≪「軍の強制」に検定意見≫
>去る3月30日、来年4月から使われる高校用教科書の検定結果が公表されたが、日本史教科書の
>検定で、沖縄戦の集団自決について「日本軍に強いられた」という趣旨を書いた7点の教科書に
>ついて、「命令したかどうかは明らかと言えない。誤解の恐れがある」とする検定意見が初めて
>ついた。遅きに失したとはいえ、近年の動向を踏まえた極めて妥当な検定だった。
>
>座間味・渡嘉敷に配置された日本軍は海上挺身隊という名の「海の特攻隊」で、彼らの任務は米艦に
>突撃して死ぬことだった。隊長は事実として住民に自決命令を出さなかったというだけではなく、
>そもそも住民にそのような命令を下す権限を持たなかった。制度上・組織上、「軍命令」など
>あり得ないのである。
>
>住民を指揮する権限を持っていたのは村長・助役などの行政側だった。軍を悪者にして精神の平衡を
>得ようとするのは戦後的な錯誤と欺瞞である。沖縄の良心にこのことを訴えたい。
>
>≪「沖縄条項」制定の企み≫
>沖縄では検定撤回を求める激しい運動が起こっている。文科省はどんなに沖縄の反対運動が広がっても、
>検定を撤回することはないだろう。そんなことをすれば、検定制度の根幹が吹き飛んでしまうからである。
>
>しかし、それとは別の迂回した方法で「政治的妥協」が計られる危険性は十分にある。実は、悪しき前例がある。
>中韓の内政干渉に屈して「近隣諸国条項」が制定された昭和57(1982)年、高校日本史で「沖縄県民が
>日本軍の手で殺害された」という記述が検定によって削除されるということがあった。これに対し沖縄の
>地元紙2紙が2カ月にわたるキャンペーンを展開。県議会が意見書を採択し、国会質問に小川文相が「次の
>検定の機会に県民の方々のお気持ちに十分配慮して検定を行う」と答弁した。
>
>そして、昭和58年度の前倒し検定では、「日本軍により、戦闘のさまたげになるとして集団自決を強要
>されたり、スパイ容疑などの理由で殺害されたりした県民も少なくなかった」という記述が合格し、その後の
>沖縄戦記述の原型となったのである。
>
>今進行している事態はそれと全く同じである。地元紙2紙が扇情的な記事を連日大々的に掲載し「県民感情」を
>あおっている。すでに6月中旬までに、沖縄の41市町村議会のうち半数を超える議会が検定撤回の意見書を
>採択した。
>
>問題は参議院選挙を控えた政府・自民党が、来年3月までにこっそり教科書会社に自主訂正を申告させて
>検定以前の記述を復活させるという密約をしかねないことだ。そうなれば、「沖縄」だけを検定の埒外に置く
>「沖縄条項」とでもいうべきものが事実上制定されることになる。日本人は沖縄の悲劇を心に刻むべきだ。
>しかし、今、検定撤回の動きを扇動している勢力の狙いは、「県民感情」を利用して歴史をゆがめ、
>反軍・反国家・反体制運動を展開することなのだ。政治家主導による目先の妥協で国益を損ねた「近隣諸国条項」
>の二の舞いを絶対に繰り返してはならない。
>(ふじおか のぶかつ=拓殖大学教授)
こんな藤岡みたいな奴が「つくる会」会長やっているのだから「つくる会」の歴史認識レベルもしれたものです。
ツッコミ入れだすと同じ量のテキストファイルが必要になるので少しだけツッコミ入れます。
>嘘の証言をさせられたのは、遺族が援護法によって年金を受け取るためには軍の命令があったこと
>にする必要があるからだった。実際に集団自決の命令を下したのは、村の助役だった。
藤岡らは自分達の聞き取り調査は全て正しく、それに反する証言は全て捏造か間違いという認識の
ようですが、そんなレベルの認識の連中の聞き取り調査が信用出来るかといわれれば言わずもがなですね。
>そもそも住民にそのような命令を下す権限を持たなかった。制度上・組織上、「軍命令」などあり得ないのである。
制度とその制度の実際の運営がズレているのは普通に今でもあるし旧日本軍では制度と実際運営が
ズレているのが普通でした。大体、大規模な地上戦展開している最中で制度が文面通り
運営されていると考えられる想像力欠如の脳ミソが不思議ですな‥米軍でもイラクでどれだけ
逸脱行為を今もしている事か‥しかもイラク戦争の様に一方的ワンサイド戦闘でもそんな
悲惨な事が起こるのが戦争なんですよね。
>軍を悪者にして精神の平衡を得ようとするのは戦後的な錯誤と欺瞞である。
これは藤岡らの行っている精神安定における心的内部空間の構造告白に等しいのですが。
つまり「軍は崇高な存在である」という「前提」が藤岡らの心中にはあるのですな。
なんか北朝鮮の「先軍政治」の風味が漂うのですが‥
>しかし、今、検定撤回の動きを扇動している勢力の狙いは、「県民感情」を利用して歴史をゆがめ、
>反軍・反国家・反体制運動を展開することなのだ。
えーと、、、北朝鮮のテレビ放送でよく上と同じ事行ってますが??
「反軍・反国家・反体制運動を展開することが敵性国家の米国・日本・韓国の目的だ」とかなんとか。
ナチス元帥のヘルマン・ゲーリングの言葉にこんなのがあります。
>「民衆などというものは、いつでも支配者の思い通りになる。
> ・・・外国から攻撃されるぞと恐怖をあおり、平和主義者の奴らには
> 愛国心がなく、国を危険に晒していると非難しておけばいい。
> このやり方は、どこの国でもうまくいく」
‥‥上のゲーリングの言葉を藤岡は地で行ってますな。。
やはり産経の理想国家は北朝鮮の様です。
次元に、進んで我が身を落とさん…!
嗚呼、何と悲壮でヒロイックなんでしょうか(笑)。
御用学者からネットウヨまで含め、金正日王朝へ向けられる
このテの罵詈雑言、実は同族嫌悪(笑)に過ぎない?いや本当は
結局は羨望と嫉妬(笑)だった!?
「チクショー、オレもああなりたいッ」(爆)
ネットで遠吠えしてるウヨニートなんて、もし日本が普段の
自分のわめいている通りの"理想国家"になった所で、使い捨て
の奴隷労働者どまりなはずなのに、この想像力の無さは…。
想像力(イメージ力)がない
→相手の立場に立って考えられない
→様々な場面で不都合をこうむる
→ニートになりやすい
→他国からの視点も考えられない
→自国中心になる
→キモウヨになる
→キモウヨ+ニート⇒ウヨニート完成
、、、辺りではないかと‥
>暴れん坊将軍氏
これもいずれソースを出しますが産経は低所得低学歴に愛読
されているらしいというデータがあります(逆に
ホワイトカラーに多く読まれている新聞は日経と朝日です)。
>怒羅衛門氏
要はマスコミの視聴&購読するに当たってはフジサンケイ
系列だけをチェックするのは避けるべきだというのが私の今の結論です。
もちろんフジサンケイでも良い記事もあります。単に
良質な記事の濃度が他のメディアより低いだけです(そこが問題ですが‥)。
映画「南京」、米首都圏で初上映
ttp://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200706210047a.nwc
>すでに架空だったことが明らかになっている「百人斬り競争」も、事実として作品に登場した。
裁判では「一見して明白に虚偽であるとまで認めるに足りない」という判決です。「架空だったことが明らかになっている」は明らかに捏造。
情報ありがとうございます。
その情報はまた適宜使わせてもらいますです。