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歴史修正主義者を断罪する産経

2009-06-08 22:43:57 | 産経
こういう記事がなんと産経に載っていました。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/europe/263355/
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090608-00000054-san-int
(魚拓)http://s03.megalodon.jp/2009-0608-2227-45/headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090608-00000054-san-int
>露国防省サイト「第二次大戦、ポーランドが引き金」 批判集中で削除

>【モスクワ=佐藤貴生】ロシア国防省がインターネットの公式サイトに、「第二次大戦開戦の引き金を引いたのはポーランドだ」という
>趣旨の論文を掲載し、国内外からの相次ぐ批判を受けて5日までにサイト上から削除する騒ぎがあった。

>問題の論文は、国防省戦史研究所のセルゲイ・コワリョフ研究員の「第二次大戦開戦前後のソ連の評価に関する虚構と捏造(ねつぞう)」。

>第二次大戦の始まりとなる1939年9月のポーランド侵攻前、ナチス・ドイツはダンチヒ(グダニスクのドイツ語名)の返還などを求めた。
>要求は侵攻に向けた口実だったというのが一般的な解釈だが、同研究員はポーランド側がこれを拒否したためにナチスの侵攻を招いたと主張、
>「要求は荒唐無稽(むけい)とはいいがたい。ドイツの要求を拒否して大戦の口火を切ったことは、歴史を学んだ者ならみな知っている」と
>当時のポーランドの判断を批判した。ソ連はナチス侵攻直後、東方からポーランドに侵入、分割した経緯がある。

>論文掲載を受け、ロシアの政治評論家や下院議員らは「わが国の歴史学がまったく発展していないことを示した」などと批判。ポーランドが
>4日に説明を求めたところ、ロシア政府も「政府の公式見解ではない」とコメントした。

>ロシアは5月、大統領直属の「反歴史捏造委員会」を創設、ソ連史を批判的に見直す周辺諸国の動きに目を光らせる意志を示したが、
>ロシア側こそ「歴史の捏造」をしかねないとの懸念が出ていた。委員会創設は、今年9月の第二次大戦開戦70年を前に、スターリン時代の
>ソ連の犯罪行為に光が当たるのを避ける動きとみる向きもある。

>第二次大戦を機にソ連との間に北方領土問題を抱えた日本にとっても、同委員会の今後の動向には注意が必要だ。

こういう“歴史修正主義者の戯言事件”が産経新聞に載っていたという事も驚きですな。
何故なら産経新聞こそ、歴史修正主義のお先棒担いでいた唯一の(大手)新聞ですから。
産経のやった事・やっている事と言えば例えばこういう感じ↓ですわな‥
・「南京事件は捏造」と主張する藤岡信勝氏らの「つくる会」を散々宣伝して回った
・「コミンテルンの陰謀にはめられて日本の自衛戦争である太平洋戦争が勃発した」と主張する田母神氏を擁護しまくった
・「従軍慰安婦は捏造」と主張する櫻井よし子氏らを積極的に後援した
etcetcetc‥‥全て産経新聞の行っている(現在も行っている)事です。

で‥上の記事で見過ごせないのはここの部分↓ですね。
>論文掲載を受け、ロシアの政治評論家や下院議員らは「わが国の歴史学がまったく発展していないことを示した」などと批判。ポーランドが
>4日に説明を求めたところ、ロシア政府も「政府の公式見解ではない」とコメントした。
これは
「ロシア政府も旧ソ連時代の侵略行為を認めている+政治評論家等の専門家はロシアの過去の圧政を認識している」
という事です。産経新聞は
「日本だけが過去の歴史行為に対して謝罪し続けている、謝罪させられている」
という捏造記事をしばしば書きますが、それは間違っている事が産経新聞自身の記事によって
示されている事になります。

日本でも
中山成彬氏「強制連行はなかった」→首相官邸「彼個人の発言であり日本政府の認識ではない」
安倍晋三氏「軍の(慰安婦の)強制はなかった・・」→首相官邸「日本政府の認識ではない」
という例は幾つもあります。特に小泉政権発足以降は頻発している様に思います。
つまり日本もロシア事を全く笑えないのですね。。

で‥そういう事に気付かない産経新聞はやはりアフォなメディアという事なのでしょう。


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