野口三千三先生がはじめられた朝日カルチャーセンターの講座を引き継いで、9年目になる。その前は野口先生の助手として20年通い、今年の3月で満8年になった。
今年から講座の数も増えて、名実ともにホームグランドとして始動している。
ここまで来て見えてきたことがある。やってみたいことが出てきた。
それは野口三千三先生をまったく知らない方々に、演習・スタディーのような形式で『原初生命体としての人間』と『野口体操 感覚こそ力』をテキストに、通年で野口体操を学ぶ講座をやってみたい。
新しい時代に、従来にない価値観・従来にない人間観・従来にない体操をひも解いてみると、そこから何が新しく生まれてくるのか。
やってみなければわからないスリリングな講座ができたらいい。
とりわけ8年間に生涯学習の場・大学・企業のプロジェクトにまでかかわって、さまざまな体験をさせていただいた。出版もマスコミも、程よくよい関係を結ぶことができたように感じている。
こうして異なる場、異なる世代に伝えられる野口体操を探ることで、時代・社会、そこに生きる人々のありように照らして、野口体操を見直すことになった。
おそらく先生がご存命中には、できなかったことかもしれないという思いが去来することは、なんとも皮肉なことではあるけれど。
そうした体験から、次世代に伝える「苗」も分けられる状態に育ちつつある。
これから一年間、さらに農具を磨き、田を耕していきたいとおもっている。
とりあえず数年来、懸案として持ち越している「野口体操実技編」のDVD化も、本格的に考えていきたいのだが、これがいちばん難しい問題であることは間違いない。
ところで土曜日・日曜日・火曜日と、各教室で多少のニュアンスの違いはあったが「応援の力」について話させてもらった。
ひとりでは何もできないというのが、今の実感だ。
皆様のお知恵拝借。
今年から講座の数も増えて、名実ともにホームグランドとして始動している。
ここまで来て見えてきたことがある。やってみたいことが出てきた。
それは野口三千三先生をまったく知らない方々に、演習・スタディーのような形式で『原初生命体としての人間』と『野口体操 感覚こそ力』をテキストに、通年で野口体操を学ぶ講座をやってみたい。
新しい時代に、従来にない価値観・従来にない人間観・従来にない体操をひも解いてみると、そこから何が新しく生まれてくるのか。
やってみなければわからないスリリングな講座ができたらいい。
とりわけ8年間に生涯学習の場・大学・企業のプロジェクトにまでかかわって、さまざまな体験をさせていただいた。出版もマスコミも、程よくよい関係を結ぶことができたように感じている。
こうして異なる場、異なる世代に伝えられる野口体操を探ることで、時代・社会、そこに生きる人々のありように照らして、野口体操を見直すことになった。
おそらく先生がご存命中には、できなかったことかもしれないという思いが去来することは、なんとも皮肉なことではあるけれど。
そうした体験から、次世代に伝える「苗」も分けられる状態に育ちつつある。
これから一年間、さらに農具を磨き、田を耕していきたいとおもっている。
とりあえず数年来、懸案として持ち越している「野口体操実技編」のDVD化も、本格的に考えていきたいのだが、これがいちばん難しい問題であることは間違いない。
ところで土曜日・日曜日・火曜日と、各教室で多少のニュアンスの違いはあったが「応援の力」について話させてもらった。
ひとりでは何もできないというのが、今の実感だ。
皆様のお知恵拝借。