羽鳥操の日々あれこれ

「からだはいちばん身近な自然」ほんとうにそうなの?自然さと文化のはざ間で何が起こっているのか、語り合ってみたい。

深谷葱、そして……。

2008年12月23日 18時54分22秒 | Weblog
 毎年のことだが、今年も深谷葱が届いた。
 もの凄く甘くて美味しい。
 箱から取り出して、家の北側に残してある僅かな土を掘り返して、そこに埋めた。
 聞くところによると猫は葱が嫌いとか。青い部分は土をかけずに姿を出したまでも大丈夫だ。
 これから2月いっぱい、この葱を食べることになる。
 少しずつ取り出して、水洗いして泥を落とし、冷蔵庫に入れておく。
 その分を使い切ったら、また掘り出しに行く、というわけだ。

 実は子供ころは牡蠣は大好きだった。
 フライにして、生のままレモンをかけて、味噌味で土手鍋には葱といっしょに等々、いろいろに調理して食べていた。しかし、十代の半ばに、体調がよくないときにたくさんに食べて中毒を起こした。それ以来、牡蠣が苦手になってしまった。

 にもかかわらず、見事な葱を見ると、牡蠣の味を思い出す。
 そのほかにも豚肉の生姜焼きや牛肉のすき焼きなどで食べると、肉もいいが葱もいいということになる。

 冬葱、冬大根、冬の白菜、冬のホウレン草、冬のレンコン、冬の里芋、あげたら切がない。
 野菜が美味しい季節である。
 そしてこれらの野菜は、どれもからだを温めてくれるものばかりだ。

 葱が贈られた箱には、人参と山芋とブロッコリー、そして埼玉のほうとうも入っていた。
 本日の昼食は野菜たっぷりの‘ほうとう’だった。
 深谷のほうとうも、山梨に劣らず美味しかった。
 
 日本全国、明日あさってをさかいにお正月に切り替わる。
 なんとも目まぐるしい師走もいよいよ佳境に突入かだ。
 
コメント
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