羽鳥操の日々あれこれ

「からだはいちばん身近な自然」ほんとうにそうなの?自然さと文化のはざ間で何が起こっているのか、語り合ってみたい。

第一回「全日本製造業コマ大戦」

2012年03月17日 09時50分37秒 | Weblog
 昨日のこと。
 山上亮さんから近況報告の手紙に同封されて「独楽」が贈られてきた。
 追伸に、今年2月に横浜で開催された「第一回 全日本製造業コマ大戦」で見事に優勝した由紀精密(茅ヶ崎市)の独楽であると書かれていた。
 早速、検索してみた。YouTubeには、集まったいくつもの「小さな独楽」と「大戦で決着がつくシーン」の映像が上がっていた。
 独楽の条件は直径2センチ以下のもので、勝ち抜き戦らしい。
 いただいた独楽は、比重の重い銅タングステンを削りだし、先端は樹脂製で摩擦による抵抗を抑えている、と検索で知った。
 製造した「由紀精密」は、精密切削加工を専門とする製造業らしい。まず、手に取って見ただけで凄い技術があるのがわかる。上手くまわせると、キーンという音がして、3分以上も廻り続けるらしい。(挑戦しましたが、まだそこまで上手くないようです)これだけの小ささで、3分も廻るということは、驚異の出来事であることは、理解できる。ゆがみがなく、非常にバランスよく精密につくられている証拠だ。軽くて小さい独楽は長時間は廻らないのが、当たり前だから。独楽にはひとかどの見識をお持ちだった野口三千三先生に、教えを受けた私なのだから(ちょっと気張っていってます)よくわかっていますよ!(なんちゃって)


 因みに、この大会は、日本の精密機器製造の技術を高め、皆で元気になるきっかけづくりの「コマ大戦」ということらしい。映像を見ていただきたい。
 本日の朝日カルチャー土曜日クラスに、この世界一精密コマを持参します。

 末筆ですが、お手紙にあったご結婚と河野智聖氏からの独立報告に、お祝いを申し上げます。
 近いうちにお目にかかりましょう。山上さん!
 丁寧なお手紙に感激しています。
コメント (2)
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