羽鳥操の日々あれこれ

「からだはいちばん身近な自然」ほんとうにそうなの?自然さと文化のはざ間で何が起こっているのか、語り合ってみたい。

坐禅 ふたたび 十九日目

2019年05月28日 09時08分42秒 | Weblog

背中に受ける風を味わいながら、気持ちよく坐っていた。

吐く息を数えて88回目で、はたっ、と気づいた。

鼻からだと吐く息が短くなる、と。

そこで細く長くゆっくり丁寧に、最後は腹筋を少しだけ意識して、つぼめた口から吐くことにして、100回を数え切った。

単純に息を数える行為の中にも、微妙な身体感覚に差異を感じるようになっている。

 

同時に、外の変化にも敏感になってくるようだ。

曇りから薄日になるに従って風が変わった。

その移ろいを味わっていた。

時に強く、時に弱く、時に柔らかく、時に巻き上げるかのように・・・・背中に感じる風に色彩を見ていたような気がしている。

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