本日の朝日カルチャー野口体操講座では羊毛、絹、綿、織物の手触りの違いを触っていただきます。
ギャッベ(羊毛絨毯の原型)布、紬布、ラオス綿布です。
この写真は、龍村美術織物製でお土産用の小銭入れです。
紋様は、667年中国新疆省トゥルファン地方の遺跡から出土したものと同じで、日本には飛鳥時代に伝えられた「蜀江錦(しょこうきん)」の紋様の一部。
現在は東京国立博物館・法隆寺献納宝物館所蔵。
赤地に二重格子の中に連珠を伴う華文と忍冬文(ギリシャ由来のスイカズラ紋様)によって構成されている、と説明書にある。
いささか遠回りになりますが、糸や布や染色、そして織物に触れることでわかってきたことに触れたいと思っています。
中心テーマは、野口三千三が生まれ育った環境の中で培われ、それを生涯にわたって持ち続けた観察眼についてです。