昨日の朝日カルチャー土曜日クラスのレッスンは、なかなかに刺激的だった。
はじめての試みをした。
東大の跡見順子先生の研究成果と野口体操の「腕立てバウンド」に象徴される動きの原理・「座位によるほぐし」の在り方を、照合しながらすすめてみた。
そのときのキーワードは「緊張」と「弛緩」。
もう一つは、細胞レベルから見た「からだを伸ばす」ことの意味だった。
で、「からだを伸ばすこと」についてだけ、ここに書いておこうと思う。
跡見先生曰く『体は、適度に伸ばしてあげないと筋肉がどんどん「短く」なって、そのまま固定されてしまいます。歳をとって背中が丸まったり姿勢が悪くなったりするのは、そのせい。ストレッチの効用は「長さ」に維持です』
細胞レベルで見ると、細胞はピンと張った状態の「長さ」を維持するのが特徴だと言う。
そこで、例に出されたのが「糸電話」だった。
糸電話は、糸が緩んでたるむと、声がピタッと伝わらなくなる。細胞は、ピンと張ることで機能が生まれてくるというわけ。
昨日は、糸電話と割り箸とセロテープで作られたウエーブマシン(名称とものから受けるイメージがまるで違う)で「ピンと張った状態が機能を生む」その体験をしていただいた。
更に
「体を伸ばさない状態のままでいると、その状態のまま、細胞は筋肉を「頑張ろう」と働かせてしまい、筋肉はたちまち「短く」なるように調整してしまうのだそうです」
跡見理論を読み上げると、
「からだが縮んできたな、と感じたら伸びをしましょう、ってことですね。大事なことは」
ある人がいった。
そのあと、糸電話体験の効用か、「やすらぎの動き」や「真の動き」といった床にからだをゆだねておこなう「座位によるほぐし」を、皆さん本気でその気になってやっておられた。
そして、「緊張」と「弛緩」の微妙な関係を味わう「腕立てバウンド」とその「バリエーション」を跡見理論と照合しながら味わう時間が、有意義に過ぎていった。
「野口体操って、ものすごくよく考えられているなぁ~」
帰りの道々、そう独り言をつぶやく方も多かったのではなかろうか?
少なくとも、私は、呟いていたが……。
はじめての試みをした。
東大の跡見順子先生の研究成果と野口体操の「腕立てバウンド」に象徴される動きの原理・「座位によるほぐし」の在り方を、照合しながらすすめてみた。
そのときのキーワードは「緊張」と「弛緩」。
もう一つは、細胞レベルから見た「からだを伸ばす」ことの意味だった。
で、「からだを伸ばすこと」についてだけ、ここに書いておこうと思う。
跡見先生曰く『体は、適度に伸ばしてあげないと筋肉がどんどん「短く」なって、そのまま固定されてしまいます。歳をとって背中が丸まったり姿勢が悪くなったりするのは、そのせい。ストレッチの効用は「長さ」に維持です』
細胞レベルで見ると、細胞はピンと張った状態の「長さ」を維持するのが特徴だと言う。
そこで、例に出されたのが「糸電話」だった。
糸電話は、糸が緩んでたるむと、声がピタッと伝わらなくなる。細胞は、ピンと張ることで機能が生まれてくるというわけ。
昨日は、糸電話と割り箸とセロテープで作られたウエーブマシン(名称とものから受けるイメージがまるで違う)で「ピンと張った状態が機能を生む」その体験をしていただいた。
更に
「体を伸ばさない状態のままでいると、その状態のまま、細胞は筋肉を「頑張ろう」と働かせてしまい、筋肉はたちまち「短く」なるように調整してしまうのだそうです」
跡見理論を読み上げると、
「からだが縮んできたな、と感じたら伸びをしましょう、ってことですね。大事なことは」
ある人がいった。
そのあと、糸電話体験の効用か、「やすらぎの動き」や「真の動き」といった床にからだをゆだねておこなう「座位によるほぐし」を、皆さん本気でその気になってやっておられた。
そして、「緊張」と「弛緩」の微妙な関係を味わう「腕立てバウンド」とその「バリエーション」を跡見理論と照合しながら味わう時間が、有意義に過ぎていった。
「野口体操って、ものすごくよく考えられているなぁ~」
帰りの道々、そう独り言をつぶやく方も多かったのではなかろうか?
少なくとも、私は、呟いていたが……。
ありがとうございました!