久しぶりの記事更新となりました。
暑い日が続きますね。お盆でひと休みですね。
夏バテしないように、体調管理が大切です。
今回は、地質調査に伴うボーリング柱状図の活用が重要なので記載しました。
ボーリング柱状図には、土の固さの指標であるN値の記載、
深度ごとの土質や色の記載、地下水位など多くの情報が読み取れます。
地質調査は、日本全国で行われ、たくさんのボーリング柱状図があります。
特に、高度成長期は、どんどん建物が建てられ、インフラ整備も行われた為、
工事前に地質調査が多数行われました。
今では、各県のボーリングデータがインターネット上に公開されていますので、
閲覧することが出来ます。また、多くの書籍も出版され、関東の地盤だけでも、
7万本ものデータが収集されています。国や県以外の民間のボーリングデータも
集まれば、ものすごい数の柱状図があります。
戸建住宅建築前に行う地盤調査(スウェーデン式サウンディング試験)は、
現在迄で、800万件以上は行われているのではないだろうか。どのくらいの数字になるか
正確には、わかりませんが…
さて、この地盤調査で行った結果による固い地盤の数値を低く取り扱う団体などもあり、
以前より、過剰な地盤補強が必要になっているケースもあります。
近隣、周辺のボーリングデータも沢山あり、過去の地盤調査データも沢山ある時代です。
これらのデータも考慮して、住宅などの荷重が小さい建物の場合は、過剰設計にならないように
する必要性を感じますね。
地盤が軟弱な為、地盤補強する場合、過剰設計になれば、コストアップにつながり、
結果的に建築主の費用が増えてしまいます。適切で安全かつコストアップにならない
ような計画をすることが必要だと思いますね。
PS
先日、職場の仲間と慰労会を屋形船を貸し切り行いました。
楽しいひと時でした。