ＮＨＫアイテックの元社員懲役４年

ＮＨＫアイテックの元社員が架空の工事を発注して
会社から２１００万円余りをだまし取った罪に問われた裁判で、
東京地方裁判所は懲役４年の判決を言い渡しました。
ＮＨＫアイテックの元社員（４７）は、平成２６年から２７年にかけて、
別の元社員とともに放送関連施設の工事などで架空の発注を行い、
会社から２１００万円余りをだまし取ったとして、詐欺の罪に問われました。
１５日の判決で東京地方裁判所の河本雅也裁判長は、
上司の証言などから会社の承認を得ていない架空の工事だったと認定したうえで、
「被告は１３００万円余りを受け取っていて、自分の利益のための犯行だった」と指摘し、
懲役４年を言い渡しました。