韓国で「矢澤にこ」大々的に報道。
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記事入力 : 2015/07/04 09:28
ソウル駅の「矢澤にこ」広告、韓国のオタクたちが巡礼
ソウル駅・ハンニョウル駅に1カ月間掲示150万ウォン
オタクたちが「聖地巡礼」、フィギュアと記念撮影も
このほど、ソウルメトロ1号線・4号線が通るソウル駅(ソウル市中区)駅構内の5番出口と6番出口の間の通路に大きな広告板が掲げら れた。縦1メートル50センチ×横2メートル、ピンク色の背景でツインテールの少女が赤い着物を着、黄色の扇子を広げている絵が描かれていた。少女の絵の 横には「大銀河宇宙No.1」「7/22 YAZAWA NICO HAPPY BIRTHDAY!(矢澤にこハッピーバースデー!)」と書かれていた。
この広告板の少女の名前は「矢澤にこ」。日本の人気アニメであり、ゲームでもある『ラブライブ!』のメーン・キャラクターだ。仮想のアイドルを育てるというストーリーの『ラブライブ!』は昨年アニメ作品が2期分放送され、韓国でも知られるようになった。
この広告板はアニメで矢澤にこの誕生日とされている7月22日を祝うため、韓国のファンが出したものだ。いわゆる「にこオドクフ(オドクフ=日本語のオタ クの韓国式表現)」と呼ばれるファンたちが、ソウル・江北地区のソウル駅と江南地区のハンニョウル駅に29日から出している。
今月末まで1カ月間掲示されるこの広告板の「広告代」は150万ウォン(約16万円)だという。矢澤にこファンクラブの会員が3カ月にわたりインターネッ ト募金で集めた。このファンクラブはホームページに「広告板に土下座するなど、通行の妨げになる行為はしないで下さい」「アニメの流行語など日本語で叫ば ないように」などの「お願い」も掲載した。変わった言動で周囲の視線を浴びるなど、「オタク」に見える行動は慎めということだ。
矢澤にこを「にこちゃん」と呼ぶファンたちは、静かにソウル駅とハンニョウル駅の広告板を「巡礼」している。先月30日にソウル駅の広告板前で矢澤にこの フィギュアを手に記念撮影していたチェ君(19)は「誕生日を祝う広告があると聞いて京畿道竜仁市から大急ぎでやって来た」と言った。
韓国の日本アニメオタクたちがアニメ・キャラクターに注ぐ時間やお金はかなりのものだ。日本のアニメ『ONE PIECE(ワンピース)』オタクだという女子大生のパクさん(26)は2011年から夏休みなど長期の休み期間に入るたび、「オタクツアー」で日本に行 く。短ければ1泊2日、長ければ1週間余り、フィギュアの店が多いことで有名な東京・秋葉原に滞在し、フィギュアを買い集めるため数十万ウォン(10万 ウォン=約1万1000円)使う。
「オタクの専門家」として知られるチョ・ホンミ慶星大学招聘(しょうへい)外来教授は「オタクたちは自分の好きな対象のためなら惜しみなく投資する傾向が強い。将来に対して不安が大きい若い世代は、小さな趣味に大きな投資をする傾向がある」と説明した。
イ・オクチン記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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ネットから──
プロフィール
名前 | 矢澤にこ |
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学年 | 3年 |
年齢 | 17歳 |
身長 | 154cm |
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