旅の途中

にいがた単身赴任時代に綴り始めた旅の備忘録。街道を歩いたり、酒肴をもとめてローカル線に乗ったり、時には単車に跨って。

津々浦々酒場探訪 旬菜料理でんご@浦和

2024-11-27 | 津々浦々酒場探訪

立ち飲み「ひとりあじ」から、REDSファンの集まる「力」に、吉田類も運んだ「弁慶」と、
裏門通りには点々と個性的な居酒屋がある。がっ呑み人のお勧めは、少し落ち着いて「でんご」かな。

今宵はめずらしく生ビールをパスして、白神山地の蔵 “山本 サンセットオレンジ” からはじめる。
日本海の沈むオレンジ色の夕陽をイメージした純米吟醸は、美山錦と6号酵母で醸した穏やかで爽やかな香りだ。

おすすめ一品から “カニ玉 田中農場さんの宝玉” を択ぶ。
サンセットオレンジに負けないくらいの橙と濃厚な味が、とろぉりカニ肉を包んで美味しい。

白河の “楽器政宗” に代わって、紫のラベルは雄町で仕込んだ純米吟醸、甘やかな香りで濃醇な旨味の酒だ。
アテに択んだ “さつま芋天ぷら” は、上品に甘やかで 、これは案外いいマリアージュ。

ここの店でお気に入りのアテは “ねぎ豚ポン酢”、豚バラ肉の唐揚げを青ネギとポン酢でさっぱりと美味しい。
“仙禽 あかとんぼ無ろ過原酒” は氏家の酒、甘酸っぱい香りで芳醇な味わいの食中酒、秋のひやおろしだ。

かつて東北本線・奥羽本線を経由した寝台列車が上野から青森まで走った。
秋田、福島、栃木と居酒屋のカウンターで擬似的に呑み鉄して、浦和を通過するのは明朝06:00頃かな。
ご馳走さまでした。

<40年前に街で流れたJ-POP>
泣かないで / 舘ひろし 1984



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