旅の途中

にいがた単身赴任時代に綴り始めた旅の備忘録。街道を歩いたり、酒肴をもとめてローカル線に乗ったり、時には単車に跨って。

旅の途中の酒場探訪 大分・都町「気らく家」

2018-12-11 | 津々浦々酒場探訪

 大分の歓楽街都町です。今回の出張は週のど真ん中、で「呑み鉄」は成立しない。
靴を脱いで「気らく家」、足が落とせるカウンターは居心地が良い。今宵はここで酔う。 

 

試しに酒場の定番メニュー "ハムカツ" をいただく。
からっと揚がって美味、カウンターの大将の仕事も丁寧だ。今日も当りだと確信する。 

 

 大分の郷土料理をいただく。まずは "りゅうきゅう"。
アジなどの切身を、醤油・酒・ミリン・生姜・ゴマ他を合わせたタレに漬け込む一品。
これ旨いよ。杯が進みそう。でっ酒は "鷹来屋 辛口本醸造" をいただく。
豊後大野の浜嶋酒造は石高500石の小さな蔵、土地の米と水で醸す当に地酒だ。
燗を付けてよし、冷やでよし、飲み飽きしないシャープな味わいだ。

 

刺身はカンパチ・シマアジ・地タコを切ってもらい、甘味のある刺身醤油でいただく。
二杯目は安心院(あじむ)の米と地下水で醸した "イモリ谷 生原酒"、中野酒造の酒だ。
ブランデーのような香りと、さらさらとした飲みやすい喉ごしが両立している。
"とり天" も大分で古くから愛されている郷土料理のひとつ。
下味をしっかりつけた鶏肉を天ぷらにして、ポン酢ベースのタレをつけて美味しい。
ところで最後の一杯は、敬意を表して麦焼酎ロックでね。都町で酔い宵なのだ。 

 
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