ちがうタイプの麺(Men)を 好きになってしまう 揺れる乙女心 よくあるでしょ?
高倉跨線橋の北詰に人気のラーメン屋が軒を連ねている。京都にはOnOffかなり足を運んでいる呑み人だけど、
この二軒はどちらも「初めまして」だから何方でもいい。やや順番が早そうな「新福菜館」の列に紛れ込む。
先行して “ヤキメシ” 着丼、醤油を焦がしたような香ばしい匂いが漂う。この茶色って絶対美味いやつだ。
でも長い目で見ると体に良くないんだろうな。古めかしい薄いスプーンで大きなひと口を放り込む。
予想通りの濃ぉい醤油味が口っぱいに広がる。やっぱり美味い。癖になりそうな味ではある。
続いて“中華そば” 登場、山盛りのネギで麺はおろかチャーシューすら見えない。ネギ増しにしたからね。
辛うじて覗くスープ、これはもう茶というより黒か、レンゲでおっかなびっくりひと口、案外まろやか。
もういいペースで中太麺をズズッと啜っていく。時々トロっとチャーシュー、シャキっとネギを絡めて美味い。
ホントは先斗町まで呑みにいく心算だったけど、尼崎で昼呑みが過ぎたから今宵はラーメン紀行になった。
それでも期待以上のしょうゆ味に満足、今更ながらの旨ラーメンを発見。やはり京都は食に関しても奥が深い。
肌寒さを感じる風に吹かれながら、投宿先へ向かう足取りに、靴裏のベタつきも苦にはならないのだ。
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<40年前に街で流れたJ-POP>
けんかをやめて / 河合奈保子 1982
どちらもこの黒いラーメン
富山で 富山ブラックを食べましたが
味付けが 京都より濃い感じでした。
新福菜館と第一旭とどちらがお好みでしょう。
私には初めてのトライでしたから、
ラーメンとヤキメシの濃厚な醬油味はある意味新鮮でした。
次回は第一旭を訪ねるつもりです。