niceshotpeteの山旅

新潟県内外の山々を旅した記録です。山座同定に力入れてます。掲載した写真の何枚かはピクスタで販売してます。

西日本も梅雨明けしたことだし。 7月5日 魚沼の、レトロな黒又ダムと平成22年完成の広神ダム。ついでに鉄ちゃん

2020年07月30日 | ダム

あまりの豪雨に投稿を躊躇った記事。西日本が梅雨明けしたのでもういいかな、と漸く公開。

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新潟市も連日雨降りだが、日曜日は概ね曇りの予報。

色々ダムを調べているうちに、気になりだした魚沼の黒又ダム。

大正15年完成の信濃川水系最古のダムなんだそうだ。

空模様確認しながら9時頃出発。

北陸道を中之島見附ICで降りて国道8号線の川崎ICで栃尾を目指すのが入広瀬への最短ルートなんだが、勘違いして長岡北ICまで来てしまった。

長岡市街を横断しなければならずタイムロス。でも、これで、追いついてしまった雨雲から少し離れることが出来たんじゃないだろか?

いつものように道の駅いりひろせでコーヒー休憩。

道の駅を出て程なく標識に沿って右折。JR只見線に沿って暫く進めばすぐに黒又ダムに到着。到着直前のY字路をどちらに進むのか迷ったが、

結局、右に行けばダムを横から、左に行けば下から見上げるのだと後で知る。

まずはダムを横から。画面中央左に水面スレスレに堤頂が見えるが、これは並木手前で右に屈曲し、200mを越える長さになる。水位が上がると、自然越流してナイアガラの滝のように(大袈裟)流れ下る。雪解けの頃が迫力満点らしい・・・そんな光景は豪雨被害にあった方々は見たくないよね。ダムの効果については、今回の豪雨を受けて疑問視する声が多いが、新たな対策を考えて既存のダムの有効活用を考えなくては。

 

碓氷峠のめがめ橋、とか、新橋のガード下、とか?を彷彿させるレトロなフォルム。

大正15年完成の信濃川水系最古のダム。土木技術的に貴重な施設であることから、土木学会の日本の近代土木遺産~現存する重要な土木構造物2000選に指定されているんだそうな。通常の水位の時は、ここから黒又川の水を流して破間川に合流する、ということか。グレー一色のコンクリートダムより いとおかし。

ダムを見ていると、向かいの並木にトビが居るのが見えた。

餌を運んできて、巣立ち前の幼鳥に与えている処かな?

さて、それではダムを正面から見る場所へ。ダムの下流に黒又川に架かる橋が見える。先ほどのY字路を左に行けば橋の上に出たのだろう。

 

これこれ!これまたレトロな雰囲気の色、形。

これも重力式コンクリートダムだが、表面に玉石を張りつけてあるそうだ。ロックフィル風コンクリートダム、かな?

下の方はレンガ積みのようにも見える。

魚道もレトロ。

橋を渡り切ると、並木に沿ってダムの奥に続く細い道がある。

古いダムなので土砂の堆積が進んで中洲のようになって草が生えてる。それでもまだ容量としては問題ないそうだけど。

上流に立派な黒又川第一、第二ダムがあるからいいんだろうな。そこまで行きたかったが、まだ通行止めだった。

ダムから溢れた水はこの流路を伝って流れ下る。

草木に覆われ、主が追われ放置されたまま年月を重ねて来た古城の城壁のようなダム。完成直後の綺麗な姿を見てみたいものだ。

鳥が居るぞ。名前分からず。千鳥の仲間のような・・・

 

次は融雪期に来てみたいものだ。

 

では、次のダムを目指そう。来た路戻り、暫く走ると破間川に架かる只見線の鉄橋が。ここはきっと鉄ちゃんがカメラを並べる場所なんだろうな。

パチリと一枚撮ってすぐ出発。また暫く進むと、踏切のところで三脚立ててる方が。車を停め、列車が来るのか尋ねると、臨時列車がもうすぐ通るんだと。Uターンして鉄橋まで戻る。どの位待つのかと思ってると2台の車が。1台が隣に車止め、ホントの鉄ちゃんが降りて来た。

来るのか?もう来るのか?

キターーーーーー

キハ110系

思いがけず撮り鉄できた。

さて、252号線を広神ダムへ急ごう。

252号線親柄交差点で右折し352号線へ。

左側の道まで来れば下から見上げられるんだろうが、後で行ってみると通行止めだった。

トンネルの先も通行止め。ダム湖一周はまたの機会に。

 

下から見上げる場所へ。8つの非常用洪水吐。自由越流して一斉に放流されたら豪快なんだろうが、そんな雨は降ってほしくないな。

 

お昼は、魚沼市のラーメン屋さんの「しょうが醤油ラーメン」

美味しゅうございました、が、感染対策もうちょっと取ったほうが・・・。

 

 

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1 コメント

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広神ダム (まっち)
2023-09-18 17:28:50
建設中に中越地震に見舞われるものの、大過なく済んだダムです。
山古志から入広瀬に抜ける際に地震から10年経っても未だ各所に残る生々しい地滑りのあとは心に残りました。
そして今度はほとんど同じような眺めを北海道の胆振東部地震被災地で目にすることになりました。
https://blog.goo.ne.jp/match1128/e/b76e89e6a230269858402150a03d7d38
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