日伊文化交流会

サークル「日伊文化交流会」は板橋区で生まれ、元東都生協登録サークルとしてイタリア好きの人たちが集まり楽しく活動しています

迎賓館赤坂離宮一般公開初日に行ってきました(2016.4.19)

2016年04月19日 | 日本文化紹介
迎賓館赤坂離宮一般公開初日に行ってきました(2016.4.19)


今年の春から迎賓館赤坂離宮/Akasaka Palace (State Guest House)が 年間を通じて一般公開されることになったそうで 初日の4月19日(火)に早速夫と行ってきました!!

西門から入るとすごい行列で 途中から団体は別になり30分待ちですみましたが 本人確認書類を忘れるとホント~に入れません(-_-)/~~~  (写真付きのものがスムーズみたい)
また手荷物検査 金属探知機による検査もあり まるで空港のように厳しいです 時間に余裕を持っていかれるとよいと思います ただ 国賓等の接遇その他の都合により中止することもあるそうです

さてようやく中に入ると ボランティアの方たちが各部屋で説明をしてくださり イヤホンガイドのようなものもあり 主要な場所ではカセットで説明が流されており 私はHPの案内のDVDも見て予習をしてから行ったのでよくわかりました(^_^)

彩鸞の間 Sairan-no-ma」は表敬訪問で訪れた来客が最初に案内される控えの間 謁見や調印式 インタビュー等に使われています

花鳥の間 Kacho-no-ma」は日本画を七宝で焼いた素晴らしい七宝が飾られており 公式晩餐会が開かれる大食堂です

中央階段・2階大ホール Central Stairway and large Hallは イタリア産大理石の上に赤じゅうたんが敷きつめられ 階段の左右の壁にはフランス産の大理石が鏡張りされている 天井の油絵も素晴らしい

朝日の間Asahi-no-ma」には16本のノルウェー産大理石の円柱があり 京都西陣の織物が壁に張られている 国賓・公賓用のサロンとして使われ 表敬訪問や首脳会談が行われています

羽衣の間 Hagoromo-no-ma」は 3つのシャンデリアも見事 オーケストラ・ボックスもあり舞踏会場として設計されたそうです 晩さん会の招待客に食前酒等が供されるそうです


外に出ると庭には噴水がありとても広く (そりゃシェーンブルンやヴェルサイユ カゼルタ宮殿には広さではかなわないけど) よい天気で忘れられない訪問でした

実は夫はヘルムート・コール首相が来日した際に 文化交流団体の一員として謁見したことがあり たぶん「朝日の間」ではなかったかとのこと...でも1983年なので覚えてないって... でも1993年にコール首相がここを訪れた時の写真もありました!

また驚いたのはサイン帳で ヘルムート・シュミット サッチャー 大平首相等の直筆サインがありました!! それぞれの字の特徴に人柄が偲ばれました...

まだ初日ですので 色々と入る時にスムーズにいかないこともあったり 警備も厳しかったけど 生まれて初めて迎賓館赤坂離宮入ることができて大満足でした!!

     *     *     *


迎賓館一般公開については こちら
* 「前庭」は入場・見学自由。参観料金無料。


迎賓館: 迎賓館は、かつて紀州徳川家の江戸中屋敷があった広大な敷地の一部に、明治42年(1909)に東宮御所(後に赤坂離宮となる。)として建設されたもので、当時日本の一流建築家や美術工芸家が総力を挙げて建設した日本における唯一のネオ・バロック様式の西洋風宮殿建築です。

戦後、わが国が国際社会へ復帰し、国際関係が緊密化してゆくなかで外国の賓客を迎えることが多くなったため、「旧赤坂離宮」を改修して迎賓館とすることになりました。

昭和49年(1974)の開館以来、世界各国の国王、大統領、首相などの国賓、公賓がこの迎賓館に宿泊し、政財学界要人との会談やレセプション、天皇皇后両陛下によるご訪問など華々しい外交活動の舞台となっております。また、過去3回の先進国首脳会議や日本・東南アジア諸国連合特別首脳会議(平成15年)などの重要な国際会議の会場としても使用されています。

迎賓館赤坂離宮では、国民の高い関心に応え、昭和50年から毎年接遇に支障のない時期に、館内を一般に公開しています。

迎賓館の紹介(インターネットテレビ)は こちら

皆さんもぜひいらしてみてくださいね(^^)/

* 写真は 前庭

* 追記 京都迎賓館も 2017年7月21日から一般公開されるとのこと
ニュース(2016.6.26)は こちら
こちらは 「現代和風」を基調とし 庭園と建物が一体となった「庭屋一如(ていおくいちにょ)」の空間となっています
匠の技が実に素晴らしいですね インターネットテレビをぜひご覧ください!



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