第15回イタリア語フリートークの集いをオンラインで開催しました(2022.8.28)@サークル日伊文化交流会
2022年6月12日の第14回に引き続き 8月28日に第15回イタリア語フリートークの集いをオンラインで開催しました!!
遠方からも含めて3名の参加で Webexを使い90分 イタリア語をみっちり話しました💛
1. フリートーク conversazione libera
私は この夏のブックフェアでの外国語絵本読み聞かせボランティアについて
ブルーノ・ムナーリやレオ・リオーニの絵本について 話しました:
leggere ad alta voce i libri illustrati 絵本の読み聞かせをする
fare la rima 韻を踏む
diminutivo 縮小辞
confine, dogana 堰 (境界、税関)
2.ディスカッション discussione
今回のテーマは テレワーク(telelavoro)です
作文"I meriti di lavorare a casa"は こちら
参加される会員さんの伊検1級作文例集のサイトから いつもディスカッションの題材を取らせていただいております😊
まずは telelavoro(lavoro da remoto)と smart working(lavoro agile)
それと co-working(brain-storming) の違いについて...
テレワークは 主にこのパンデミックから広まり 労働時間等は会社の管理下にあります
スマートワーキングは 場所を問わず 時間も労働者の采配によります
両者の違い(wikipediaより): Non va confuso con il lavoro agile in cui la prestazione lavorativa è svolta senza una postazione fissa.
また co-working(コワーキング)は 仕事をする場所を色々な会社で共用するタイプの働き方ですね
それらのメリット・デメリット(vantaggi e svantaggi)について ひとつひとつみてゆきました
また あらゆるセクター(settori)にテレワークを普及してゆくのがよいか
学校での遠隔授業(didattica a distanza)についてはどうか テレワークのメンタル面での影響
フレキシビルな働き方(flessibilità) 労働時間の管理(autonomia nella gestione del lavoro) 待ち時間など(i tempi morti)の使い方 対面での働き方(lavoro in presenza)でのメリット・デメリット
社風・会社の文化(cultura aziendale)の面での影響や テレワークの経済・環境・テクノロジー機器(strumenti tecnologici) その他についてみてゆきました
telelavoro テレワーク
smart working スマートワーキング (外来語) 両者は少し異なる
home working d'emergenza 非常事態宣言下での在宅勤務
lavoro a distanza 遠隔での仕事
lavoro in presenza 対面での仕事
lavoratore essenziale エッセンシャルワーカー
metodo ibrido ハイブリッド方式 (対面とオンラインの併用)
salute mentale メンタルの健康
confine tra il tempo del lavoro e il tempo libero 仕事時間とプライベート時間の境界
ora di punta ラッシュアワー
faccende domestiche e cura dei bambini 家事や育児
nei tempi morti 仕事の待ち時間など (この間に他の用事を済ませる)
orario autodeterminato 自己決定した時間割
autonomia nella gestione del lavoro 仕事を自主的に管理できること
difficoltà nel chiedere aiuto ai colleghi 同僚に助けを求めずらい
環境影響については 通勤のエネルギーが削減できる反面 1通の電子メールを送るのに ランプを1時間つけておく電気を消費すると知り 早速不要なメールが届かないように設定しました😊
皆さんそれぞれの体験に基づく貴重な意見交換ができて 本当によかったです!!
3. 「キーウの月」(la luna di Kiev)について
ジャンニ・ロダーリ(Gianni Rodari)の「Filastrocche in cielo e in terra(わらべ歌の本)」(1960)に収録されている「キーウの月(la luna di Kiev)」について
作家のこの作品を書いた時点での背景などについて説明していただき 詩を鑑賞しました🌙
当時彼は イタリア共産党日刊紙「ウニタ(Unità)」にコラム(rubrica)を書いており 子供たちの「どうして雨のあとで虹が出るの?」 あるいはキエフの子供の「どうしてお月さまは光るの?」という質問がきっかけで生まれたのだそうです
日本語版は こちら
50分のWebexを2回使用し みっちり話して無事終了しました!😊
zoomと違い ひとつのリンクを何度も使えるので便利です😊
皆様お疲れ様でした!!
次回は11月の予定です その頃には秋の伊検も終わっていることでしょう♪