四天王寺ワッソ 1 ~“なにわの宮”にて
古代の国際交流を再現する祭り、「四天王寺ワッソ」が11月4日、大阪城の横に位置する“難波宮跡”で開催された。
難波宮とは大阪市中央区法円坂の地に広がる遺跡を公園として整備した場所。
「大化改新」後に造営が始められた「難波長柄豊碕宮」跡で、聖武天皇が神亀3年(726年)から造営を行った「難波宮」跡と考えられている。
敷地内には、難波宮の大極殿の基壇を復元した石造りの壇がある。隣接する歴史博物館では発掘された遺跡を展示している。
「ワッソ」とは韓国語で「来た」という意味だそうだ。
「わっしょい」との関連には諸説ある。
女の子たちが古代楽器を奏でながら、「ワッソ、ワッソ」と叫ぶ様はお祭りムードいっぱいである。
プレステージで披露された韓国の伝統舞踊“サムルノリ”。
オープニングは浜村淳さん、妹尾和夫さんらによる、ミニ歴史劇。
浜村さんが黒雲湧き上がる空を見ながら、「雨が降ろうが、槍が降ろうが、ワッソは続けます。」と言った途端、土砂降りの大雨になった。
1時間以上、中断し、雨も小降りになって、やっと、再開するというハプニング。
天にケンカを売らないでもらいたい。
ようやく、パレードが始まった。
まずは「神話の時代」から。武内宿禰(たけのうちすくね)やタジマモリ、あかる姫などが登場した。
古墳時代、へと続き、仁徳天皇、百済の聖明王、司馬達止が登場。
その中で、ちょっと、地味な存在だが、「鞍作多須奈(くらつくりのたすな)」という一団が。
平野から、加美南部の皆さんの出場である。
加美南部の「鞍作」の語源ともなった、鞍作多須奈(くらつくりの-たすな)は6世紀後半の仏師で司馬達等(たっと)の子。
飛鳥大仏や法隆寺金堂釈迦三尊像の作者として、あまりに有名な“鞍作鳥”の父。
ワッソは飛鳥時代へと続く。
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古代の国際交流を再現する祭り、「四天王寺ワッソ」が11月4日、大阪城の横に位置する“難波宮跡”で開催された。
難波宮とは大阪市中央区法円坂の地に広がる遺跡を公園として整備した場所。
「大化改新」後に造営が始められた「難波長柄豊碕宮」跡で、聖武天皇が神亀3年(726年)から造営を行った「難波宮」跡と考えられている。
敷地内には、難波宮の大極殿の基壇を復元した石造りの壇がある。隣接する歴史博物館では発掘された遺跡を展示している。
「ワッソ」とは韓国語で「来た」という意味だそうだ。
「わっしょい」との関連には諸説ある。
女の子たちが古代楽器を奏でながら、「ワッソ、ワッソ」と叫ぶ様はお祭りムードいっぱいである。
プレステージで披露された韓国の伝統舞踊“サムルノリ”。
オープニングは浜村淳さん、妹尾和夫さんらによる、ミニ歴史劇。
浜村さんが黒雲湧き上がる空を見ながら、「雨が降ろうが、槍が降ろうが、ワッソは続けます。」と言った途端、土砂降りの大雨になった。
1時間以上、中断し、雨も小降りになって、やっと、再開するというハプニング。
天にケンカを売らないでもらいたい。
ようやく、パレードが始まった。
まずは「神話の時代」から。武内宿禰(たけのうちすくね)やタジマモリ、あかる姫などが登場した。
古墳時代、へと続き、仁徳天皇、百済の聖明王、司馬達止が登場。
その中で、ちょっと、地味な存在だが、「鞍作多須奈(くらつくりのたすな)」という一団が。
平野から、加美南部の皆さんの出場である。
加美南部の「鞍作」の語源ともなった、鞍作多須奈(くらつくりの-たすな)は6世紀後半の仏師で司馬達等(たっと)の子。
飛鳥大仏や法隆寺金堂釈迦三尊像の作者として、あまりに有名な“鞍作鳥”の父。
ワッソは飛鳥時代へと続く。
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