東寺・夜桜ライトアップ ③ ~不二桜の妖艶
東寺の桜の中でも、もっとも、存在感があるのが「不二桜」。
国内最大級の大きさを誇る枝垂れ桜で樹齢約130年、2006年に当地に移植されてきた。
五重塔からは瓢箪池を挟んで反対側にあり、まるで五重塔と対をなすようにみえる。
「不二」の名は東寺を真言密教の根本中堂とし教えを広めた弘法大師・空海の「不二の教え(自分にとって良いとき悪いときを区別せず今を最も大切にするという教え)」が由来ときく。
ライトアップされた「不二桜」は妖艶なまでに美しかった。
東寺は五重塔だけではない。
講堂には大日如来像を中心にした立体曼荼羅。国宝の金堂には薬師如来坐像などを拝観できる。
今年も桜を愛でる宵が更けていく。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます