ふうちゃん本舗

のんびりおじさんの社会科見学

スケボー競技もロボットに負ける時代に

2017-03-11 20:36:28 | 街を徘徊して

囲碁とか将棋、オセロで、ベテランが人工知能(AI)に負かされてしまう時代になりました。
こちらは静的な対局ですが、先日紹介されていたアメリカのロボットは、もう少し進化するとスケボーの大会などにも出られるのではないかと思いました。

そのロボットはアメリカのボストンダイナミックス社が開発した「ハンドル」という名前のロボット。
もともとは荷物を運ぶために開発したロボットだそうで、足には車輪が付いています。
今の2足歩行ロボットはまだヨチヨチ歩きですが、このロボットは左右の足のバランスを取らなくて良い分、半端でない速さで動くことが出来ます。
映像では足を折り曲げながらジャンプしている様子も紹介されていました(スキー場での小山のジャンプを想像して下さい)。

ボストンダイナミックス社は、マサチューセッツ工科大学(MIT)で人工知能を研究していた教授が独立して作った会社です。4年前にグーグルに買収されています。
スケボーに限らず、プログラム次第ではもっと別な柔軟な動きが出来ると思いますので、氷の上での3回転半ジャンプは無理としても、床演技ならかなりの高得点がもらえるのではと思いました。

ところでロボットが進化したとは言っても、サッカーのようにチームを組んでプレイさせることはまだまだ無理ですが、
プロ野球などでここぞという時に「代打君ロボット」の登場。
しかし性格(性能)上どんな球でも的確な判断をするし、打てばホームランになるので面白くないか。
それより審判をロボットにさせたらと思いますが、これも100%ミスがないから面白くないし、監督も抗議パフォーマンスの出る幕がない。

こうやって考えるとミスをすること、ポカをすることが人間の証?
しかしわざとテキトーにポカをするロボットが出たら、もう何がなんだか分からなくなります。
ロボットが増え過ぎたら火星に移住させましょう。