行楽シーズンとなりました。
人が動き出しますが、その中で勇壮な走りをするSLなどは観光の定番となっています。
それで、小ぶりのものでいいから観光用のSLはできないものかと思いました。
今はC型とかD型の古い「蒸気機関車」をメンテナンスして使い、
石炭を焚いて走るから大変なので、観光用としてもっと簡単にやれないものかと思いました。
動輪を動かすには圧力蒸気をシリンダーに入れてピストンを動かせば良いのですが、
石炭を燃やさなくても高圧蒸気は作れます。
それと100%蒸気で動かす必要はありませんから補助動力としてディーゼルエンジンも利用します。
そうすると蒸気はふんだんに放出用として使うことが出来、常時白い蒸気を上げながら走れます。
今のSLでは蒸気を出すことは動力源を減らすことになりますので余裕がある時しか出しません。
しかしここで大きな問題、黒い煙をどうやって出したら良いかということ。
実際のSLでは石炭を燃やしたススが出ているので黒煙になるのですが
(冷静に考えると環境破壊していることに?)、観光用なら別に黒色煙に拘らなくても良いと思います。
しかし現実は厳しいと思います。
車両の開発には億のお金が必要でしょうから、採算が取れるかを考えると没。
人を乗せるとなると運輸省、厚生省、経済産業省、地方自治体などの認可も必要でしょうから申請段階で没、
残念ながら夢の話になります。