ふうちゃん本舗

のんびりおじさんの社会科見学

これも一種の個人情報漏えい?

2014-07-26 07:58:30 | 街を徘徊して


(博多山笠 お汐井とり祭事)

先日パソコンを開いたら面白いことが起こりました。
前日にあるひなびた温泉郷を検索していたのですが、次の日パソコンを開いてヤフーの画面を出したところ何と右側にその温泉旅館2軒の広告が出ていて「詳しく調べる」とクリックできるようになっていました。
まさか?と思い他のパソコンでヤフー画面を出してみると、普通のメジャーな広告だけしか出ていませんので検索内容を利用されて広告が入ったようです。
試しに1軒をクリックしたところ楽天トラベルの「旅のおすすめプラン」になりました。
広告の出ていた2軒の旅館は送迎バスを何台も持つ大きな旅館でして楽天が取扱っている旅館?。
楽天としてはお金を払って検索データをもらい、自分の広告に差し替えるような仕組みになっているのでしょう。
検索した内容が筒抜けの上にそれを利用されていると思うと、分かってはいるもののあまり良い気持はしません。
本人は知らないまま検索データが他にも色々と利用されているのでしょう。
ところでこのようなこととは違って、これは犯罪ですがある大手通信教育会社の持っていた顧客情報が大量に盗まれてしまい、名簿業者経由で他に利用され世間を騒がせています。
しかしその盗まれ方ですがハッキングされたなどの知能犯の犯行ならまだしも、幼稚な手口を使った内部の犯行によって安やすとデータを抜かれてしまいましたのでお粗末の一言に尽きます。
福岡・博多イベント情報:よかなび http://yokanavi.com


博多山笠が終わったらすごいことになった

2014-07-19 08:27:41 | 街を徘徊して


今年の博多山笠が終わりました。
見るだけで参加もしていないのに何か気が抜けたような感じです。
博多の住民ではありませんが毎年山笠を見ないと夏が来ないという気持ちになっています。
今年の追い山も終わり帰り支度をしていた矢先、競争を終わった舁き山が早々に町内に戻って来てしまい、混雑で身動きが取れなくなりました。
そんな騒ぎの中、道路の真ん中に舁き山が止まり、全員で祝いめでたを唄って博多一本締めでお開きになったのですがその後がすごかったのです。
担いでいた人の数人が大声を出しながら(わめくような感じ)舁き山に上り飾りの分解にかかりました。
荒れ高ぶった神様が降りて来て憑依したのではないかと思うくらいすごい気迫でした。
この異様な光景を皆が固唾を呑んで見ていました。鳥肌が立ちました。
ところで櫛田神社では追い山で高ぶっている神様を鎮める能を演じて博多祇園山笠の祭事が全て終わりになりますので、この時はこれもその行事の一環で始まったかと思いました。
*早速調べました。これは「山くずし」とか「山とき」「とき山」と言うそうです。
大声を出して縁起の良い飾りを取り合う(取った物は持ち帰って良い)そうですが、これを行うかどうかは流れの総責任者(総務という)がその年に決めることになっているそうです。しかし舁き山は後日展示されることも多く、この山くずしが行われるのは7つの流れのうち西流だけになってしまっているそうです。だからこれを見ることができたのは本当にラッキーでした。
福岡・博多イベント情報:よかなび http://yokanavi.com



山笠に神を迎え入れて

2014-07-12 10:33:52 | 街を徘徊して


(御神入れ神事)

台風8号の影響で一時撤去された飾り山も元に戻り、絢爛な飾りで見る人の目を楽しませています。
この飾り山笠と舁き山笠には博多の総鎮守 櫛田神社の神を迎え入れています。
つまり山笠の祭り期間中は20ヶ所に櫛田神社の神様駐在所ができるわけです。
山笠も後半となり15日早朝のフィナーレに向かって各流れの舁き山笠が動き出しました。
当日は雨との天気予報ですが雨の中の山笠も良いものです。
話は変わりますがある祭りを見に行った時、山車の後ろを大きなクーラーボックスがゴロゴロと付いてまわっていました。
山車が止まって休憩になるとクーラーボックスから缶ビールが出てきて、それを皆さんが「プハ~」という感じで 美味しく飲んでいました。
酒を飲みながらの祭りは一般的ですが、博多山笠では動きがハードなので担ぐ時は飲酒禁止となっています。ぶっ倒れますので。
ところで博多山笠では女人禁制になっていますが子供に限っては法被に褌姿という条件付きで女子の参加もできます。
博多祇園山笠公式HP:http://www.hakatayamakasa.com/index.php


博多山笠で夏が来る

2014-07-05 13:42:24 | 街を徘徊して


博多山笠が始まりました。
福岡市内では14ヶ所に飾り山笠が展示されています。
これとは別に担いで回る舁き山笠が流れごとにあります。
この舁き山は重さが約1トンあり最終日には5Kmのコースを26人で担ぐ訳ですが、一人当たり40キロの重量になりますので次々と担ぎ手が代わっていきます。
この代わり方は見事で水が流れるようにスムーズです。
担ぐ棒は6本ありますが、中2本は代わりにくいのでベテランが担当します。
担ぐ人は棒に直接手をかけず、舁き縄という120cmくらいの縄を棒にかけてそれをにぎります。
こうすることにより肩にしっかりと固定でき、転んだ時もぶら下がれるので下敷きになりません。この縄は各自手作りのものです。
ところで転がしていませんので、担いで走っている時に台座の足が地面と接触すると肩に衝撃が来るそうです。
博多祇園山笠公式HP:http://www.hakatayamakasa.com/index.php