中国貴州省とそこで暮らしている苗族トン族等の少数民族を紹介しています。

日本人には余り馴染みのない中国貴州省と、今私が一時滞在中の雲南省や大理白族自治州大理古城について

紅河哈尼族・イ族自治州河口県の米線と米粉

2019年10月10日 | 少数民族の食べ物

 私が、ビザランで行くのは専ら紅河哈尼族・イ族自治州河口県ですが、そこに行くと必ず立ち寄る米線の屋台の店があります。河口県には、無論色々な店もあるのですが、河口滞在中は一日一回はこの店で米線を食べます。

河口県の米線は、日本で云うと素麺の様な感じで、太さも日本の素麺の様に細く、口当たり、食感も日本の素麺の様で、大理や貴州等で見かける米線とは一味違います。日本の素麺の様に細い米線は、雲南省保山市にもありますが、これらの地域以外では見かけない様に思います。

ベトナムに近いこともあり、この店にはフォーの様な米粉もありますが、私は米粉は苦手です。私は、米粉は余り美味しいとは思いませんので、この店で注文するのは専ら米線です。

 米線に乗せる具。何種類かあり、乗せる具も選ぶ事が出来ます。

 

好みの具を注文できる。上に乗せる物を中国語では「帽子」と云います。

 

手前の物が米線で、奥に並んで居るのが米粉です。米粉は場所に撚り、河粉とも云う。

 

 

河口県の米線は、この様に可成り細く日本の素麺の様です。雲南省の保山市の米線と同じです。

 


河口の米線は、日本の素麺の様に細い。食感も似ています。9元。大理市の農貿市場では、保山米線と称してこの様に細い米線が売られているのを見かけます。

 

こちらは所謂米粉で、ベトナムのフォーと全く同じで、麺は平たく、幅もある。このブログでも何度か触れた事もあるのですが大理古城の店の麺類は兎に角量が少ない。そして高い、美味しくない。

 

河口は暑いので、この様に付け麵風の物もあります。テーブルには、色々な調味料も並んでいます。

 

河口県ならではの漬物等も置いてあります。

 ネギや香菜の代わりに薄荷が置いてあります。昆明でも店によっては薄荷が薬味として置いてあります。大理辺りでも、ネギと香菜が多く、薄荷は余り見かけません。無論農貿市場で、薄荷も売っていますが、麺に薬味として使うのは大理辺りではない様です。


寸胴の中のスープ。鶏ガラ味のスープです。

 



最新の画像もっと見る