中国貴州省とそこで暮らしている苗族トン族等の少数民族を紹介しています。

日本人には余り馴染みのない中国貴州省と、今私が一時滞在中の雲南省や大理白族自治州大理古城について

キノコはよく火を通さないと中毒に

2016年08月19日 | 雲南省

今私が滞在中の雲南省大理鎮にも、今年なってキノコ鍋専門店が相次いで開店しました。雲南省昆明市等には、キノコ鍋専門店が沢山あると云う話は、ネットで見たり、人伝に聞いて知っていましたが、最近の大理古城は観光客が爆発的に増えている事もあり、それを目当てにキノコ鍋専門店が開店した様です。

先日初めて、そのキノコ鍋専門店に行ってきました。キノコ鍋と云うくらいですから、鍋のメインは言わばキノコで、それ以外は、お好みで肉、野菜、豆腐等を入れて食べると云う物です。驚いたのは、店員が注文したキノコを先ず鍋に入れて、その後タイマーをセットした事です。何故タイマーをセットするかと云うと、キノコは充分に火を通さないと場合により、中毒を起こすとの事です。キノコ中毒にならない様に充分に火を通す必要があるとの事。タイマーは約10分程に設定されていた様に思います。煮立った鍋に、先ずキノコを入れ、店員が設定したタイマーの時間が過ぎてから、漸く食べても良いとの事。その後、他の具を入れ食べ始めます。

偶々知っている雲南省生まれの人からもキノコは良く火を通さないと中毒を起こすと云う話は聞いた事がありましたが、キノコを鍋にして食べる場合も10分も良く火を通さないと中毒になるとは初めて聞きました。良くは解らないのですが、日本ではキノコは良く火を通さないと中毒になると云うような話は聞かない様な気がします。雲南省には食べる事が出来るキノコは何百種類もあるとの事ですので、中には火をしっかり通さないと中毒を起こす種類のキノコもあるのかも知れません。


中国語で、野生菌とは野生のキノコを指す。野生菌火鍋とは、日本語に直すと、キノコ鍋となるのかと思います。最近大理古城にもキノコ鍋専門店が新しく出来ました。キノコは予め6、7種類組み合わせてあります。無論、値段の高い松茸、オオシロアリタケのキノコ鍋もあります。

 

7,8月のキノコシーズンには、大理古城古城の食堂にはキノコのメニューが沢山乗ります。菌とは、中国語ではキノコを指す。

 

キノコを売っている人に、これは何と云うキノコか聞いたのですが、牛肝菌と云うそうです。今回農貿市場で何種類のキノコを買って食べて見たのですが、私は左程美味しいとは思いませんでした。鸡枞菌はトテモ美味しいです。

 

大里州は、よく見かけるキノコで「青頭菌」と云うキノコ。 一斤20元程、安いので買って食べて見たのですが、特に美味しいとは思いませんでした。


これは虎掌菌。

 

このブログでも触れた事もあるのですが、雲南省には日本風に云えば毒キノコかと首を傾げる様な物を実に沢山見かけます。日本で毒キノコとされているキノコも10分もグラグラと煮れば案外食べる事が出来るのかも知れません。 

以前触れた雲南省のキノコの件ですが、興味あれば覗いて見てください。

雲南の野生菌(キノコ)について



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