日本の住んでいる時には、市内にある無料の日本語教室で日本語を教えるボランティアをしておりました。特に、私が住んで居た市内には外国籍の日本語の出来ない子供たちが多い事もあり、特別に日本語の出来ない子供を対象にした日本語教室を立ち上げ、私もそこで長い間ボランティアをしていました。
その様な経緯もあり、帰国した際には、必ずその日本語教室に顔を出しています。その教室の創立以来から一貫してボランティアを続けている人も未だ何人かいるので、懐かしい人にも再会出来る事もあり、私としても顔を出しやすいと云う事情もあります。
今回も3年ぶりに、その子供のための日本語教室で、久方ぶりに子供達の相手をしてきたのですが、中国からの子供が圧倒的に多いのと、以前と比べても教室に来ている子供の数も増えているのには驚きました。
私が日本にいる頃は、国籍も中国、フィリピン、ベトナム、韓国、ブラジル等で、国籍も様々で、中国人が多いとは云え全体の半分程度でしたが、今回は教室に来ている子供の国籍の内訳は、ベトナムからの子供が一人以外は、残りのすべて中国からの子供なのには驚きました。常時教室に来ている生徒も以前は多くても10数名程でしたが最近は30人近く来ているとの事でした。
今回は偶々顔を出しただけでしたので、子供たちが何故日本に来たか、その理由を聞く事も出来ずに終わりましたが、何故中国からの子供がこの様に増え続けているのか些か気になりました。
子供のための日本語教室は毎週火曜日の午後5時から午後9時まで開催されており、早い時間帯には主に小学生が、遅い時間帯には主に中学生が来ています。ボランティアの人は何時も不足気味ですが、今回はボランティア養成講座を終えたばかりの人が沢山ボランティアとした来ていました。
前回この教室に顔を出したのは三年前ですが、その頃に新しく加わったボランティアの人は殆ど残ってませんでした。創立以来十数年に渡り一貫してボランティアを続けている人が二人いました。