中国貴州省とそこで暮らしている苗族トン族等の少数民族を紹介しています。

日本人には余り馴染みのない中国貴州省と、今私が一時滞在中の雲南省や大理白族自治州大理古城について

日本への団体旅行は6千元から8千元

2015年09月16日 | 中国事情

春城晩報等の雲南省で発行されている新聞に掲載されている旅行案内に拠れば、日本への団体旅行の費用は、大体一人6千元から8千元位の様です。雲南省で募集している日本への団体旅行は当然昆明市からの出発ですから、上海市、広州市等の沿海部から日本へ行く場合は、もう少し安いのかも知れません。

10月23日、30日発の日本へのツアーの場合は、本州6泊7日で5988元との事で、観光先は大阪、京都、箱根、富士山、東京等を巡る、所謂黄金ルートと呼ばれるコースを訪問する様です。宿泊先は日本式旅館との事です。大阪、東京等を観光してから更に北海道迄足を伸ばす場合は、7日間で10880元との事です。

中国では10月1日から7日迄国慶節で一週間程休みとなりますが、この国慶節を利用して日本はじめ海外へ旅行する人多い様で、国慶節期間の日本へのツアーも多く組まれている様です。やはり国慶節期間は割高の様でMUを利用する場合は、7日間で10480元と一万元を超える様です。10月12日・19日・26日発の場合は、MUを利用して、日本の温泉と日本の美食を楽しむ7日間の旅で7080元ですから、国慶節の期間はかなり高い様です。変わった処では、上海、韓国済州島、福岡を巡る4泊5日のクルーズの旅と云うのもあります。上海ー沖縄ー鹿児島4泊5日の船旅は2999元との事です。

数年前に日中関係が緊張した際には、日本へのツアーの募集が全て取り消されたり、新聞等への日本への団体旅行の広告の掲載も禁止となった事もありますが、現在では新聞等には日本を初め、タイ、韓国等アジアは無論英国,フランス、ドイツ、スペイン、ロシア、カナダ、アメリカ等への海外旅行を募集する広告で溢れています。欧米へのツアーの場合は、10日で11000元から17000元位の価格帯が多い様ですが、中国東方航空を利用して、アメリカ西海岸を巡る旅8日間で7200元と云う格安ツアーもあるようです。タイ、韓国、フィジー等の国へのツアー料金は、5泊6日でも、4000元を切る様な値段も多いですので、10月1日から始まる国慶節には、中国各地からより多くの中国人観光客が世界各地に押しかけると思われます。

中国では大学を卒業したばかりの平均初任給は3500元から40000元程度の事ですから、もはや海外旅行も左程高いとは言えない様ですし、私が偶々知っている中国人の場合一月の年金が約6000元との事ですので、円安の影響もあって日本への旅行は割安の様です。



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