このブログでも触れたのですが、貴州省黔東南苗族トン族自治州のトン族の住む肇興鎮や、紀堂村では、毎年春節には抬官人と云う祭りがあり、肇興鎮や紀堂村の抬官人は何れも見学したのですが、黎平県黄崗村の抬官人は今に至る迄見学した事がありませんでした。
この黎平県黄崗村は、私は何度も通った事のある村で、知り合いも居て、以前からこの村の抬官人を是非とも見学するようにと誘いも受けていたのですが、今年の春節は、例年に比べ遅かった事もあり久しぶりにこの黄崗村を訪れ、抬官人を見学して来ました。実を云うと肇興鎮や紀堂村の抬官人は見学していたので、黄崗村の抬官人も、どうせ同じような物だろうと考え居たのですが、黄崗村の抬官人は全くと云って良い程違いました。
子供達が乗る物は、馬の形をしています。肇興鎮、紀堂村の抬官人で子供達が乗る物とも違います。
知り合いの家の子供達も抬官人に参加。当然この様に盛装しての参加。
見ていたら盛装の下の下着等も全て真新しい物を着ます。
肇興鎮、紀堂村の抬官人の場合は、神輿に乗るのは男女二人の一組のみですが、黄崗村の抬官人の場合は、必ずしも男女と云う組み合わせと限らないとの事。また、年齢がほぼ同じ位の組み合わせの二人が多いとの事でした。
親や親類の人に担がれ出発し、会場の出発地点に集まります。
肇興鎮や堂村の抬官人の場合は、神輿は一組のみですが、黄崗村の抬官人の場合は、ざっと30組近い神輿が参加し、村中を練り歩きます。壮観且つ華麗。
村の一番下手にあるこの鼓楼から出発する。抬官人の始まりです。写真では分からないのですが神輿を上下に揺らしています。黄崗村の抬官人は、壮観でこんな事ならモット早く見学すれば良かったと後悔仕切りです。
この黄崗村の抬官人を見学した人が、画像をYOUTUBUに載せてありますので参考に参考にしてください。最後に抬官人に、参加した全ての神輿が集まり会場を練り歩き、祭りの終わりとなります。
実は、私も携帯で撮った画像がありますが、ブログにUPする方法が分からないので、この方の画像を参考にしてください。