ユースホステルの朝食時のこと。
食事中のお母さんたちの席を回って、「コーヒーはいかがですか?」と聞いてまわる
役が子どもたちに大人気でした。
「コーヒーはいらないけど、紅茶なら」という注文もありました。
「ください」と頼まれたら、カップをコーヒーが出てくる機械にセット。
熱いものを運ぶ仕事は、年上の子たちに頼み、危険がないよう
近くで見守っていました。
ミルクを入れたり、砂糖を入れたりする仕事もすごく楽しそうでした。
お仕事したい子どもの数に対して、コーヒーや紅茶が飲みたい大人の
数が少なかったのが残念。
そこで、ホットケーキにしぼる形のマーガリンで絵を描いてもらう
仕事を頼むことに。
小さいオムレツにケチャップで絵を描く仕事も頼みました。
嬉々として働く子どもたちの姿を見て、
お家でも、飲みものやデザートやサラダを給仕できるよう準備して、
子どもたちが給仕役をする即席カフェや即席レストランを
開かせてあげると楽しいんじゃないかと思いました。
たとえば、トマトやコーンやレタス、きゅうりで
「トマトとレタスときゅうりのサラダをください。ゴマドレッシングをかけて」
といった注文に応えられるようにしてあげるのです。
子どもたちは、「何かご注文はありませんか?」「フォークがありませんね。
少しお待ちください」といった言葉を使いたがるはずですよ。