ココヨリトワニ

野球と文章書きに生きる男、空気王こと◆KuKioJYHKMのブログです。(人が死ぬ創作文があります、ご注意を)

いきなりドラクエ4コマ作家紹介 第1回

2010-07-22 22:18:08 | 雑談
先日たまたま見かけたドラクエ4コマ作家の紹介が中途半端でイラッときたので、自分で書いてみようと思う。
とりあえず、思い浮かんだ順に10人。基本的に敬称略です。


○すずや那智
最古参作家の一人。6巻~12巻までの表紙も担当。
代表的なネタは「毒矢ずきん」「すっからか~ん」「夕日に思う」など。
個人的に、うまのふんはこの人が描いていた顔つきのものでイメージが固定されている。
マーニャのカジノ狂いも、この人のおかげでイメージが増幅されたと想う。


○石田和明
最古参作家の一人。
巻末で「ドラクエ4コマはこう描け!」という連載を持っていたので、覚えている人も多いはず。
女性陣の尻に敷かれる勇者や、バラモス=カバなどIIIネタの印象が強い。
近年は「石田和近」のペンネームで、スパロボやギレンの野望の4コマを描いていた。


○栗本和博
最古参作家の一人。
1巻からVIIIまで書き続けた、ドラクエ4コマ最多登場作家。
「怪傑大ねずみ」や「仮装大会」など、ドラクエ4コマの歴史に残る数々のネタを生み出した。
「福引き大王」や「マヒャドじいさん」など、一発ネタに終わったものもインパクトは抜群である。
近年はさすがに勢いを失っていたが、キャリアの長さを考えれば仕方のないところであろう。


○柴田亜美
最古参作家の一人にして、ドラクエ4コマの出世頭とされる漫画家。
ドラクエ4コマ読者にとって武闘家といえば「もりそば」であり、賢者といえば「うおのめ」なのだ。
複数人の作家で1コーナーとしてまとめられていた1巻~3巻でも彼女だけは単独で1コーナーを与えられており、当時から異質の存在であったことがうかがえる。
彼女はドラクエ4コマ全盛期のうちに離脱し、「南国少年パプワくん」の執筆に専念。
その「パプワくん」はガンガン黎明期を代表するヒット作となり、柴田亜美は漫画家として名を馳せていくことになる。


○猫乃都
初期のメイン作家。
代表的なネタは「戦士と魔法使い」。
何とも表現しづらいが、とにかくインパクトの強い絵柄が特徴的であった。
柴田亜美とはプライベートでも友人関係にあったそうな。


○新山たかし
初期から後期にかけて、かなりの長期間にわたって活躍した作家。
すずや那智の大学の後輩で、彼のアシスタントを経て4コマデビューしたらしい。
彼の特徴として真っ先に挙げられるのが「エロス」であり、あぶない水着やエッチな下着を登場させるネタが多かった。
また女戦士→勇者や、クリフト→アリーナといった恋愛ネタが多かったのも特徴である。


○牧野博幸
中期のメイン作家。13巻~15巻の表紙を担当。
代表的なネタは「ピサロとももんじゃ」「ブライと大魔道」「木こりのおっさん」など。
ネット上では「牧野神」として崇め奉られているが、個人的には「面白かった作家の一人」でしかなかったりする。
自画像は「下膨れの顔にモヒカンチックな髪を生やした男」の姿が有名であろうが、最初の楽屋裏ではモンスター「きとうし」の姿で登場していた。
ドラクエ4コマから去ったあとは、スパロボ系の4コマなどを執筆している。


○夜麻みゆき
中期のメイン作家。4コマクラブ出身。
「かわいい」系作家の代表格。デビュー当時は高校生だった模様。
代表ネタの「ペロキャン勇者」は、既存の勇者像を覆すネタながらも絶大な支持を得た。
その後「刻の大地」のヒットをきっかけに人気漫画家としての地位を築くが、体調を崩し漫画家活動を休止。
もう戻ってこないのではないかともささやかれたが、近年カムバック。ファンを歓喜させた。
なおIXの4コマは、1ページ目から彼女のペロキャンネタというオールドファンへのサービスとしか思えない構成になっている。


○衛藤ヒロユキ
初期のメイン作家。柴田亜美と並ぶ出世頭。
なんといっても「ふんどし!」。
本編ではただ一度しか使われていないこのネタが彼の代名詞になっているあたり、どれだけインパクトの強いネタだったのかがわかるというものである。
それ以外では、電波系ミネアが印象的なネタと言えるだろう。
その後「魔法陣グルグル」をヒットさせ、ガンガンを代表する漫画家の一人となった。


○松本英孝
初期の作家。
活動期間こそ3~5巻と短いが、線の太い絵柄とライアンの「ぬお~っ!」で強い印象を残したお方である。
ボンボンで連載されていた「スーパーマリオワールド」に一般読者に混ざってイラストを送り、単行本に掲載された経歴あり。
その返礼として、マリオ4コマでピーチ姫に「本山先生見てる~?」と言わせていた。
近年は石田和明、牧野博幸らと同様にスパロボ系4コマへ。
一時期ペンネームの読みを「ひでたか」から「えいこう」に変えていたが、結局元に戻したようだ。

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