ご無沙汰しております。クマ子です。妊娠してから有頂天になるのもつかの間、つわり真っ最中です。
つわりは辛かった、と聞いてはいましたが、いやはや想像以上でした。なんせブログはおろかパソコンの電源を入れる力すら湧いてこず。
お腹がすごーく空くのに食べられるものがない、、、何を食べても気持ち悪くて口にできやしない。特に甘い物がてきめんにダメで、ゼリーや加糖ヨーグルトの甘味さえ、吐き気を催す今日この頃です。
チョコレート、クッキー、おはぎ、みたらし団子。
妊娠前はすきあらば食べていたこれら甘いスイーツ類がもはやこの世の食べ物とは思えなくなっています。
妊娠とはなんという不思議な世界。
とにかく食べられるものを自力で探すしかない、と思い、いろんなものにトライして食べられるものをちょこちょこ見つけています。
梅のおにぎり、素麺、素うどん、いちご、スイカ。
これが今の私の命の綱です。
クマ子のつわりの場合、どうも夜になると酷くなってしまって、つい先日も真夜中に気持ち悪くなって目が覚めました。
そのままトイレにダッシュ。
便器に顔を突っ込んで「おえー」。
次々込み上げてくる吐き気に恐怖を覚え、眠れない日々に疲れを感じ、仕事すらできなくなった無力な自分が情けなく、いろんな感情が渦巻いて吐きながら泣きました。
最初は声を出さないようにヒックヒック、とトイレで嗚咽を漏らしていたのですが、この際泣いてスッキリしようと思い、久方ぶりに思いっきり泣きました。
大粒の涙が自分の目から溢れ出ているのがわかり、さらに泣けてきて。
15分ほど、夜中2時のトイレの中で泣き続けました。
そしたら案外スッキリして。
心を落ち着けて夫がスヤスヤ眠っているベッドに戻りました。
でも彼は眠っていなかった。
クマ子がベッドにはいるとそっと抱きしめて背中を撫でてくれました。「辛いね、えらいね」と。
思いがけないクマ吉の優しさと、営業で疲れている彼の睡眠を邪魔してしまった罪悪感とでまた溢れ出す涙。
「ごめん、ごめん、、、起こしてごめん」
泣きながら謝ると「大丈夫、大丈夫。クマ子が頑張ってるんだから一緒に僕も頑張るから。」と言ってくれたのです。
これが本当に嬉しかった。
弱ってるクマ子がの心に彼の優しさが染み渡る気がしました。
このままクマ吉の腕の中で眠りにつく、、、、
というのが理想ですが現実はそうもいかず。
なぜならつわりで臭いに特に敏感になってしまったクマ子はおっとの体臭すら嘔吐の対象なのです、、、、。
夫の体臭なんて今まで無臭と思ってたぐらいなのに今は超敏感鼻なのでちょっとした体臭でもアウト。
クマ子を優しく抱きしめたまま眠ろうとする夫の腕の中からなんとか脱出して距離と保ちたいともがく夜が続くのでした。