かいつぶりの日々

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【おうち選びその2】賃貸か購入か

2021年02月03日 | おうち選び、住むとこ選び
お家選びシリーズを久しぶりに更新します。

賃貸か購入かというすごく重たいテーマです。

様々な見解があるかもですが、私も10年以上賃貸マンションに住んでるので私なりのコメントを書きますね。

賃貸の場合のメリットを出すと

1.毎月の家賃と共益費である程度住むところを管理してもらえる。
2.その気になればすぐに引っ越しできる気軽さ。
3.公租公課などの税金がかからずランニングコストを低くできる。
4.初期投資を低く抑えられ、また手続きも契約上の話だけで済む。
5.物件が豊富であり、立地条件などを検討して自分に合った物件にすむことができる。

などがあります。(バイクおけるかどうかはほっといてw)

逆にデメリットを書くと

1.資産にならない。人に転貸したり自由にできない。
2.自分の好きなように改装とかできない。
3.もしも亡くなったときに遺族に負担になる。
4.毎月の家賃は安いが更新料などのトータルコストを見ると一戸建て買えるのでは?という葛藤と戦うことになる。
5.老後でも家賃を払い続けることになるので、将来的な不安はある。

というようになります、


購入の場合はこのメリットデメリットが概ね逆転するような形です。

その時の判断基準は、自分の財布もそうですがトータルのライフプランを考えて、何年賃貸住んでそこからどうするか…というのを考えていけばと思います。
最初から購入!って突っ走らずに、今の自分の仕事もそうですし、家族構成、どのような生活がしたいかという夢を描いて、それに沿った形で賃貸から購入というように順序良く進めていければと思いますね。

現在賃貸を検討されている方は、以下の事項に注意してください。
契約に関しては業者さんを介してされることが多いと思いますが、ご自身で確認されたらさらに良いと思われる事項を紹介します。

1.賃料は先払いか後払いか(契約によってはその月に2重で払うことになります)
2.一時金は提示通りなのか。(法人契約の場合別に保証金が必要な場合もあります)
3.更新料の必要性(前に裁判で争われた事案ですが、最高裁で基本的に有効にと解釈する判決が出てましたので更新料が必要な地域はありますし無しとする地域もあります)
4.駐車場確保の可能性(地方ならではですがw、結婚等で家族構成が変わった場合には駐車場を確保する必要が出てきます)
5.原状回復についてどこまでやるべきか。
6.借主が亡くなったときの処理
7.住環境(管理が行き届いてるかどうか)

というようにお金に関わる話が多いですが、7番目は物件だけに関わらず、周辺の環境も含めてのお話、実際に住む前に現地に行って朝、昼、晩、週末と周辺の様子を確かめると良いでしょう。

まだまだご説明出来てない部分もありますが、また次回以降にご紹介できればですね。




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