地元ネタになりますが
大津市郊外にある石山団地(JR石山駅3.5㎞)で今月医療クリニックがオープンしました、
この団地、昭和の後期に造成された団地ですが、地域内の高齢化が進み高齢化率は50%、また医療施設も撤退して生活の利便性が落ちていき、また健康に不安を抱えるお年寄りにとっても大きな課題となってました。
地元の法人が協力して診療所を設置、現在4科の診療となりますが、今後は医療体制の拡充を進めるとのことです。
この団地、平成26年くらいから高齢化への取り組みを行っておりました、今回はその取り組みの一つが実現したという形となります。
ちなみに場所はこのあたりです(^_-)-☆
ところで高齢化率、大津市の今年五月時点の高齢化率は全体で27%ですからかなりピンポイントで高齢化が進んでいる地域であると思われますね、
地価の動向はどうなっているか見てみますと、ちょうどこの団地に地価公示の地点がありましたので調べました。
※地価公示大津-20、みんなの地価マップより抜粋
平成15年の下落は結構きついですね…。
基本的に2%-3%弱の下落率で推移しています。
平成2年が205,000円/㎡ですから現在は54,000円…、1/4の価格ですね。
このように滋賀県の郊外の住宅地で高齢化が進むと地価下落の大きな原因となります。
バブルの頃に造成された郊外の団地、
住環境維持や世代交代が上手くいっている地域もありますが、
地価下落の一途をたどる地域もあります。
この地域では今後も再生計画が策定されているとのことですので、今後の動向に期待、他の同様の地域についても「何が一番必要か」という観点でアイデアが出てくると良いですね。
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