北海道の山登り・花・滝 大好きおぢさん日記

過去の記録を一つにまとめたブログで現役ではありません。

ニペソツ山 (71山目)

2021年10月29日 12時59分22秒 | 山登り 十勝

 

 

登山日:2012/8/15

山名:ニペソツ山
標高:2,013m 
場所:東大雪
コース:一六ノ沢(杉沢)コース
標高差:987m

ガイド標準時間:登り5時間30分 下り4時間20分 計9時間50分
ガイド評点:65点(中級)

札幌発:1:00
登山口着:4:55
出発:5:10
山頂:9:40
所要時間:4:30
駐車場着:14:30
登山時間:9:20

 

昨年9月に初挑戦し、山頂へは無事に到達出来たが
あの絶景というか勇姿というか山の姿は望めなかった
それゆえに不完全燃焼の山


天気が悪くて景色が見れなかった山は
着々とリベンジをしているが
この山は様々な要因もあり簡単に日にちを決めれない


お盆の3連休のど真ん中で予報は晴れのみ
これを逃すことは出来ない


ルートは札幌から道央道~層雲峡~三国峠ルートにした。

昨年もここ三國峠からはニペソツが綺麗に見えたが・・・

*右にニペソツ、左にウペペサンケ山

 

 

やはり登山口の駐車場は満車状態

なんとか林道沿いに1台分を見つけるが
次から次と・・・人気のある山だ




さっさと身支度し川を渡って……

さあ気合入れて出発!




いきなりの急登からスタートだが気温も高くなり
昨年よりパワーダウンしているのがわかる。



足が重い
それでも何とか小天狗の岩場へ到着
ここが一番の難所か?



無理して、へつらないでさっと上を超えて行く


ここから西クマネシリ山やウペペサンケ山が綺麗に見える

 

 

小天狗岳を超えてから見上げる前天狗
この山も姿はいいし
1888メートルある立派な山だ


この山だけを目指すならなんと楽なことか

 

 

いったん小天狗のコルへ降りる
この平坦部には春には沢山の花が咲くのだろう



今回はウメバチソウとイワブクロが
去年はエゾオヤマノリンドウが咲いていた

 




それから前天狗へとりつく
最初は低木帯で見通しは効かないが思ったより早く岩場へ

小天狗や東大雪の山が一望だ
小天狗岳の右側に刈り取られた登山道が見える


石狩岳~音更山~ユニ石狩岳~三国山


遠くに糠平湖



 

何といってもここでは
ナキウサギだねぇ ここはかなりの確率でナキウサギを見れる

 

 

さて前天狗も頂上手前からトラバース気味に巻いて行く
余裕があれば山頂も行けるのだが
もちろんいかないw

トムラウシ山

 

トムラウシ山~十勝連山のオプタテシケ山

 

忠別岳と表大雪

 



そして岩場のコルへ降りて
先を見上げればニペソツ山の勇姿が見える場所だ

 

 

 

 

おお

すごい!



すばらしい!


ガイドブックやHPで何ども見たこの光景が
実際に目の前にあるのは感激ものだ

これを見たくて来たんだよな
何枚も何枚も撮影する

時間は経過するが構わず岩に腰掛け
しばし見とれる




ここまで来たら山頂を目指さないとね
やっぱりニペソツが手招きしてるよ



ウペペサンケ山は未踏なのでいつか登りたい

 

 

さあ山頂へ向けて
昨年、一度通っているとはいえ今回の青空は気持ちがいい
まずは天狗岳へ向けて、一度降りていく




それにしても
帰りはこれをまた登るのか・・・はぁ

 

あ、またナキウサギ発見

 

前天狗から下って
今度は天狗岳への登り

登りきったところから十勝連山がずらっと!

左の綺麗な三角山から
下ホロカメットク~三峰山~上ホロカメットク~中央に盟主の十勝岳~
美瑛岳~美瑛富士~ラストがオプタテシケ山 富良野岳は角度的に見えない?

 

天狗平から天狗岳をトラバースするところ
これを巻いた後は急な下りなんだよなぁ・・・



この角度からも素敵なニペソツだね

 

登山道が見える

 

こんなに降りるの!と思うほど下る
本当にもったいないw

これもすべては帰りにこれを登るのだなと思うからなんだけど
都合3峰の登り返しがあるのですよ





最低コルから見上げる。




残りは本峰のみ!

ここからの標高は地元の山、三角山程度なんだよ

 

行こう

 

 

ここでお盆時期だけど
咲いていてくれた花の一部を

ここに咲いているのが知らなかったので思わず笑みが^^

ユウパリリンドウ

 

 

山頂直下のトラバース地点
岩場にて

エゾイワツメクサ

 

 

 

さらに同じ場所に咲いていた

エゾタカネツメクサ

 

 

 

これは本峰の中間くらいかな
ちょっと湿った岩場にて

ダイモンジソウ

 


他にも崖から覗けば、エゾトリカブト、チシマノキンバイソウ
トカチフウロ、ミソガワソウ、クモマユキノシタ、イチヤクソウ
などが・・・


残念だったのは
せっかくオニクを見つけたのに別のものと勘違いして
撮影をしなかった

事前に知識があれば撮影していたろうなぁ

 

さて最後の登りだ

ここまで来たらもうゴールが見えるので勢いはつく
でもさすがにキツい


遠目で見るといったいどんなルートで登るのかと
思うけど意外と簡単だ

まずは少しのジグを切りながら直登ぎみに高度を稼ぐ


先を行く登山者が見える
岩場に出てから右へトラバースし裏手へ廻って行く

 

昨年、登っているだけにルートに不安はない

ガレ場にはナキウサギが飛び跳ねている
まずは山頂目指すので撮影は帰途に

トラバースから大きくV字に折れると山頂が見えてくる
もうここまできたらあと少し





そして無事山頂へ


最高の天気!
最高の景色!

 

やったね

 

山頂から一歩降りたところにて(危険地帯)
ミヤマアズマギクとフタマタタンポポ



フタマタタンポポやユウパリリンドウは山頂にも
咲いていたよ

 

360度の景観は本当に素晴らしい 名だたる山を山座同定


目前にトムラウシ山~左に十勝連山~夕張山地
右に表大雪~東大雪~遠くに阿寒の山
さらに日高山脈まで見える

 




最高の日にこれて良かった!
大満足の登山だった


来たルート
天狗岳~前天狗を望む



とにかくあそこを超えないと帰れないのだ・・・

 

 

残念ながら胃が受け付けず?
山頂で何も食べる気がしない

しかも寝不足からか眠いのだ
ちょっとだけ横になり目をつむる
もちろん眠れないが気休めになったか



それにしても今日のニペソツは大人気
こんなに疲れる山に
こんなに沢山の人が来るなんて
本当に素晴らしい山である


名残惜しいが
標識に別れを告げて下山する。

 

 


ガレ場でナキウサギを探したが
待ちきれずに下山だ
コルまで降りて覚悟を決めて

さ~登り返しだ

 

 

この天狗岳に戻る登り返しが一番キツイ
いつも通り前を見ず足元だけを見て登る

休む
登る、休むの繰り返し

意外と足ががんばり前回より早めに登れた気がした

登山道の脇に花があった

エゾタツナミソウ

 

エゾトリカブト




ナガバキタアザミ

 

黄色のエゾウサギギクと青いイワギキョウ

 

今度は前天狗までの登り返し
ここは岩がゴロゴロしており踏み外しや浮き石に注意だ

こんなところで足をくじいたりしたら
非常にヤバイww

ヘロヘロになりかけた時に
援軍が現れた!



これにめちゃくちゃ癒されました・・・
ありがとね

 

 

これで前天狗の絶景ポイントまで無事に到着

しばし岩に腰掛け休憩を取りながら
ニペソツの全景を目に焼き付ける


この場所でニペソツ山とはお別れだ


それでは また来年

さよ~~なら~~~

 

お山が見えなくなった時点でこの登山記も終わりになるが
実際はここから登山口まで下山に2時間もかかった。

 

 


最後の小天狗までの登り返しはたいしたことはなく
むしろ、あの岩場を超えてからの下りが長かった気がする

それだけに最後に沢音が聞こえ
苦労した最初の急登を下るときは安堵とともに笑みが出た。


一つの山に9時間以上も居たら
そりゃ疲れますわww


それにしても年配の皆さんはお元気です
私なんぞ膝を痛めて下山は難儀しました。

 

来年は2013年
ニペソツ山の標高年だ
絶対にまた登る




今度は帰りの三國峠から



8月15日訪問

 

 


ニペソツ山 (53山目)

2021年09月30日 22時27分30秒 | 山登り 十勝

 

登山日:2011/9/25

山名:ニペソツ山
標高:2,013m 
場所:東大雪
コース:一六ノ沢(杉沢)コース
標高差:987m

ガイド標準時間:登り5時間30分 下り4時間20分 計9時間50分
ガイド評点:65点(中級)

札幌発:1:43
登山口着:6:15
出発:6:30
山頂:11:00
所要時間:4:30
駐車場着:14:30
登山時間:8:00

 

今年1番の目標であったニペソツ山へ行ってきました

札幌を深夜2時前に出発し高速を使わなかったからか
登山口に着いたのは6時過ぎ

ビックリしたのは車がビッシリ!
他にも手前側に駐車済みで20台以上はあろうか

3連休の最後で天気予報も上々の今日、
この山を選んだ人が多かった




登山口にて準備体操をして
6:30出発だ!

 

ガイドブックにより長丁場は承知の上。
それだけに9月の末ではもう肌寒く、少なくとも今年苦戦した暑さ対策は考えなくて良さそうだ
これだけでも大きい!

いきなり丸太を渡り急登りが始まる

 

まずはニペソツ山本峰までの3つの山を越える

一つ目が小天狗岳だ
ニペソツまで5.5kmくらいで急登は一度終了か

その後、緩いのぼりを快適に進む
何と言っても青空を見上げると
今日はニペソツの勇姿が見えるはず!

とつらい登りも苦にならない




振り返り見ると通称「おっぱい山」といわれる
「ピリベツ岳」と「西クマネシリ岳」がくっきりと

ここまで約1時間20分だ

 

雲海が素晴らしいなぁ

 

そして小天狗山頂へ向けて急登が再開する

体力さえあれば難なくクリアしていくが山頂は通らず手前の岩場を廻っていく
この小さな岩場のへつりがもしかしたら一番難儀する場所かも

下を見ると怖いよ
上側を超えて行ったほうが行きは楽かな?

上をよじ登っていったほうが楽だった

 

 

小天狗を超えるとすっきり見えるのが前天狗だ

すっきりとカッコイイ山で
もしニペソツ山がなかったのなら
この山めがけての登山も十分ありえるだろう

 

 

とにかく小天狗でも標高はそこそこあるので眺めはいい
しかもこの青空は前天狗を超えてからの
あのニペソツの勇姿をくっきりと見えるのではと、期待を持たせ疲れを感じないのだ

さらに前天狗の左奥にウペペサンケが・・・
この山をくっきりとしかも近くで見たのは初めてで感動した。

 

 

小天狗をスイスイ下っていく
少しばかり雨水が倒れた笹の上に被っているが大きな問題はない
それより帰りの登り返しがちょっと疲れるかな?





やっと天狗のコルだ 確かにテントが何張りかできる
もう少し進んだ道の横側にもテン場らしい箇所があった

ここまで1時間40分くらい

 

 

ここには終わりかけのエゾオヤマリンドウがまだ咲いていた
ちょっと道端を見るとシラタマノキがころころと白い身を・・・

なんともかわいいものだね

 

 

前天狗をトラバース中にナキウサギを見る

この時期?良く鳴き良く姿を現す
かわいいんだよね
わかるかなぁ?

 


石狩岳、音更岳の石狩連山

 

前天狗は頂上を通らず巻いていく
もう少しで



 

そしてついに

ニペソツの勇姿が一番カッコイイと言われている
箇所へ登りつめた!

 




ガスで山の部分だけまったく見えず・・・

残念!!

 

 

本日、最大の楽しみであった前天狗からのニペソツの勇姿
悔やんでも仕方がない
またここに来る動機が出来たとゆうもの

それに帰りも見えるチャンスはあるのだ




気を取り直し天狗岳のコルから一気にニペソツ本峰へ向かう

やはり山頂部はガスの中だ

 

それでも東、東南方向は雲が少なく糠平湖と山々が見えた

すれ違った下山者に聞くとあと1時間早ければ
勇姿が見れたそうな・・・

 

このガスの中、おそらく山頂へ着いても何も見えないだろう

だがここまで来たのだ
もしかして一瞬でも下界が見えるかも知れない
それに憧れの頂までもう一歩なのだ




力を振り絞り最後の急登を行く
幾度も立ち止まり休憩し呼吸を整えて
もう少し、もう少しと・・・





ついに山頂へ!

所用時間は4時間30分であった

 

 


最後の最後までガスは晴れなかった

時間のない中で自分としては待ったほうだが
やはりニペソツの山頂の勇姿を見ることは出来なかった

芦別岳登山から約1か月
ニペソツを登ること、勇姿を見ることがずっと楽しみであった
秋も深まり気温が下がったので芦別岳ほどの疲れはない
これで降りよう

 

お今日イチの花だ

カワラボウフウかな

 

ニペソツ本峰の岩場で再びナキウサギ
これも遠すぎた

 

 



 

なごり惜しいコルより山頂方面を見るがこれが限度
ついぞお目にかかることはなかった

 

そして帰りはまず天狗岳
これを登るのかぁ はぁ……

 

さらに前天狗を登り返す
ここのコルは春から夏はお花畑だろうな

 

 

登り切ってのラストチャンスも もちろんダメ!

来年また来るぞ(余計ガスが増えたわ)

 


前天狗を降りて軽く小天狗を登って岩場を超えたら下りオンリーだ
岩場は帰りも上から降りた


さあ気を付けて下山だ

 

下りは長く感じたが沢の音が聞こえたらゴール

ふう 無事に下山できた
安堵感が半端ない

 

 

憧れのニペソツ山頂についに立てた

残念ながら勇姿を見ることは出来なかったが

また来れる理由が出来たようなもの

来年にまた来るときはもっと体力をつける

体力さえあれば難しい山ではないと実感出来たのも大きい

時期は涼しい秋がベストだが、たくさんの花が見たいよ



エゾオヤマリンドウも終わりがけ
ぜひ又、来年へ





9月25日訪問

 

 


伏見岳 (25山目)

2021年08月12日 22時52分49秒 | 山登り 十勝

 

 

登山日:2010/9/5

山名:伏見岳
標高:1,792m
場所:十勝
コース:芽室山の会コース
標高差:1,062m

ガイド標準時間:登り3時間 下り2時間 計5時間
ガイド評点:60点(中級)

札幌発:2:51
登山口着:7:05
出発:7:25
山頂:10:0
所要時間:2:35
駐車場着:12:20
登山時間:4:55

 

 

先週は滝がメインだったので、日曜日の5日に北日高の伏見岳に行ってきた。
この山は日高山系の中でも初心者向きでしかも頂上からの360度の大展望が有名だ

当日の天気予報で札幌は雨だが帯広が9時から12時まで晴れになっていたので喜び勇んで出発 
今回も日勝峠は通らずトマム経由のタダ道東道だ この時ほど民主党政権に拍手したことはない

 

前回来た時も感じたが占冠の道の駅が賑わっている。
数年前、日高の道の駅へ行ったときの混雑がすっかりこちらへ移ったようだ
自治体によって悲喜こもごもだが来年には道東道が全線開通する 
そうするとこの占冠もまたしかりか・・・



さて芽室で高速をおりて美生を目指す 
今回は道も間違えず古い地図でも大丈夫だった。

山側に近づくにつれまず剣山がくっきりとかっこよいシルエットを映し出している。
その左側に伏見岳が見えるはずだが・・・あらら 頂上には雲が

 

山へ近づくときれいな伏見岳登山口への案内標識が電柱につけてある 
一つの山にこんなにきちっとした表示はあまり見たことが無い。



道はダートになり結構奥まで入っていく 
分岐にはそれぞれ案内が出ているので迷うことはない 


やっと登山口に着いたがすでに7~8台の車が止まっていて人気の山と再確認と安堵。
一人っきりは寂しいからね  ピッケル型の看板がいいねぇ


芽室山の会さん達の努力がこの伏見岳にあらわれています 
ありがたく登らせていただきます

さて空はどんよりとしているが明るくなっている部分もあり一部青空も見えた 
絶対に晴れると気合入れて7時20分出発! 

 

これは1合目で常にこのような真新しい標識がついているので励みになる

 

さて1合目をすぎて少し登ったところにこの看板があった。



以前は木にくくりつけてあったようだが割れていてテープで補強してある 
この情報は伏見岳の様子をいろんなサイトで見ていたときに見つけた 
といっても必ずここを見るはずと思うが看板を紹介していたのはただ一つだけだったと思う 
しかも滝自体はついにどのサイトでも見たことはない。

 

情報では対岸にあるトムラウシ山の山肌から落ちている滝だからトムラの滝とゆうらしい 
だが眼前には木々が邪魔でどう見ても開けてまともに対岸が見える場所はない 
立ち位置を変えて色々探るが…一箇所、枝葉と枝葉の間がすっぽり抜けていて正面に滝が見えた


このトムラウシ山はあの有名な大雪のとは違いここにこの名前の山があることを知っている人は地元の人以外どれだけいるだろう 
登山道がないので一般的ではないことは確かだが高度は堂々と1470メートルはあるのだ 
滝はその中腹やや下あたりからゆるやかに落ちていた 

落差は15メートルくらいか 
遠景で見るしかない滝だと思うのでこれがせいいっぱい 
ズームでボケてしまっているけど登り始めてすぐ見れる滝 なかなかよかった

 

 

滝をあとにし今度は頂上めざし登っていくが急登が続き汗をしぼられる 
それでも登山道じたいに問題はないので普通に登りやすいかな

 


4合目を過ぎたあたりで平坦なところも出てきてほっと一休み 


この時点でさすがに花は見ない 
少し開けたところから十勝平野が見えた。
右端は帯広岳

 

やがてまた急登に変わり小休止が多くなる 
日頃の運動不足やメタボも原因だろう。
道の笹や草が朝露以上に濡れている・・・予想どおり霧雨が降ってきた
歩きに支障がないのでかまわず進むが頂上付近はやっぱり厚い雲でもう展望はあきらめた。

早く山頂に

 

8合目あたりで早立ちの下山者に会う 
9合目を過ぎたらきついところはないのでもう一頑張りですよと 

ちなみに展望を聞いてみたがガスで一切なにも見えず風も強く寒いのですぐ降りてきましたと・・・




もう少しと元気を出し一気に登る。頭の中で「がんば、がんば、わっせ、わっせ」と

9合目を過ぎるとやっと花が!ウメバチソウがまだ残っていた

 


結構登山道脇に咲いており他にはこの時期といえばオヤマノリンドウ、トリカブトなどが咲いていた。

 

雨も霧雨からところによって小雨までになったが山頂近くなり止んできた
しかし空はやはりどんよりしてガスも多く絶対にあの大展望を見るのは無理!

最後にハイマツ帯を掻き分けると頂上が見えてきた~

 

頂上だ~ 何も見えない~ でもよかった~



確かに目指した大展望はかけらも見えない 
でも小雨降る中頑張って山頂に着いたらそれも吹っ飛んだ (あとで悔しいw)

今年、日高地区でピセナイ山に次ぐ1000メートル超えでとても嬉しいし今度は天気のいいときに絶対登ってやるんだと 
一歩一歩登る山レベルも前進するのだ

 

 

頂上には単独女性がいて話をすると地元のベテランの方で主な日高の山は皆登っており、ここ伏見岳には22回も来ているとのこと!
他にもいろんな山に登られておりまだ見ぬ憧れの山の話などしていただき楽しい時間を過ごせた。

やがて風も強くなりまた雨が降りそうなので立ち話だけで下山することにした。
まだ紅葉はないがちょっとだけ秋を見つけた。

 

下山中も滑る登山道と急坂のため気を抜けない 
怪我をしないように焦ることはないのでゆっくり降りるのだ。



やはり高度が下がると雨も止み下界は明るく見えて来た 
途中で剣山が山頂までくっきりと見える 
あっちに登っていればよかったかな笑 

 

下山中も平坦なところが楽だ 
道は雨で泥と化し何度か尻餅をついて泥だらけ・・・
それでもトムラの滝まで戻ってきたらもうゴールは間近。

再度撮影ポイントを探すがこの時期は無理だなぁ




残りはあまり急な坂ではないので楽に降りれた 駐車場では青空も広がり暑いくらいだ。
無事に下山できた喜びと展望へのリベンジを誓い伏見岳登山は終了!



画は駐車場からトムラウシ山 

*戻り道で車を止めて振り返ったがやはり山頂は雲に覆われていたね この日に来た方は皆さんお疲れでした。。

9月5日訪問 登り2時間35分 下り2時間20分(山頂での大休止含む)
夏山ガイドでは登り3時間だ 結構休んだので早い人は2時間ちょっとで登れるでしょう 


さあ 明日は沢登りだ