フィリピンのクワガタではないが
最近かっこいい!と思っているクワガタに
インドネシアのスマトラ島のコツヤクワガタがある。
一つは皆さんもよくご存じで
そこそこはすでに流通している
Odontolabis kazuhisai Mizunuma et Nagai,1994
西スマトラのカズヒサ・・・
もう一つは
なかなか入手ができない
Odontolabis invitabilis Mizunuma et Nagai,1994
北スマトラのインビタビリス・・・
そして
2013年新種記載された
いまだメスは未知とされている
大珍品
Odontolabis nakagomei Okuda,2013
アチェのナカゴメ・・・
今回縁あって
アチェ便と一緒に大珍品
Odontolabis nakagomeiの標本を入手できた・・・
それも未知だと言われている
メス付きで・・・
しかし
非常にinvitabilisと似ていて
もともとinvitabilisの比較できる個体を所持していないので
正直、文献だけでは迷っていた。
調べていくうちに
これはnakagomeiではないのじゃないか?
と疑問を抱く点がいくつかあったので
とある先生に
同定依頼をした。
やはり
invitabilisであった。
ここでおかしくなってくるのが
データだ!
あきらかにデータミスであると見た!
現地サイドに再度採集ポイントを調べてもらえるように
頼んでいたら
実は
Mt.Sibyak.Brastagi.Sumatra Is 2015 SEP
北スマトラであることが判明した。
ようやく謎が解けたわけである。
ちなみに
invitabilisとnakagomeiはよく似ているのだが
2種の区別点は以下の通りです。
O. nakagomei
サイズ 大型(30-45mmくらい)
頭部表面 顆粒状
前脛節 長く赤色光沢を帯びる 先端に向けゆるやかに広がる
O. invitabilis
サイズ 小型(最大でも35mmは超えないと思われる )体型はナカゴメに比べ寸詰まり
頭部表面 点刻で覆われる
前脛節 短く黒色 先端に向け強く広がる
今回、張り付けた画像は
Odontolabis invitabilisということになりますね。
最後に
植物防疫所によると
この9月30日付けで
Odontolabis nakagomeiの
生きた状態での輸入が
正式に許可されたとのことです。
今後の生き虫業界でも期待したいですね。
輸入規制:
規制無
目:Coleoptera
目(和名):コウチュウ目
科:Lucanidae
科(和名):クワガタムシ科
学名:Odontolabis nakagomei
和名:
通知年月日:2015/09/30
たまには真面目にブログを書いてみました。
またどうでもいいブログに戻ります 笑
でわ
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和名はあまり海外では意味がありませんし
私もあまりわからないので・・・
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