カプレーティ家とモンテッキ家/新国立劇場(日本オペラ振興会)2016
作曲:ベッリーニ、指揮:山下一史
演出:松本重孝、美術:荒田良、衣裳:前岡直子
演奏:東京フィル
出演:ロメオ:鳥木弥生、ジュリエッタ:光岡暁恵
テバルド:所谷直生、カペッリオ:豊島雄一
ロレンツォ:坂本伸司
ゲネプロ:
ロメオ:向野由美子、ジュリエッタ:高橋薫子
テバルド:笛田博昭、カペッリオ:安東玄人
ロレンツォ:東原貞彦
歌が中心のオペラ。歌が中心の演出。アリアと重唱と合唱。編成の大きなバンダが多用されているのは戦闘場面等を舞台裏に設定しているケースが多いのが理由のようだ。遠くの音、近くの音があるので音響に立体感が感じられる。オーケストラの音が時々濁っているように感じた所があったが、もしかしたらバンダとオケピの音が混ざった部分だったのかも知れない。
美術は鼠色の渋い柱を4本使ったもので、柱の中央には縦にへこみがあって、最後の場面を除いてその部分はワインレッドになっている。柱の位置を変えて階段などを使い様々な場面を作り出していた。美術、衣裳は全体的に地味で渋いすっきりとしたデザイン。
鳥木は低い音が良く出て男性的、光岡は強力で透明感のある声、所谷も綺麗な声で貫禄もあった。坂本は迫力のあるバスで良かった。ゲネプロでは、向野が高音が綺麗なメゾで強力な声、高橋はいつもよりパワーを抑え気味に演劇性を重視している声に感じた。笛田は声が綺麗で声量がある。迫力がきまっていたと思う。
ジュリエッタのアリア、最初のかなり長い歌が美しい。
夢遊病の娘のAh! Non credea mirartiと似た感じ。
16.09.11 新国立劇場 オペラパレス
作曲:ベッリーニ、指揮:山下一史
演出:松本重孝、美術:荒田良、衣裳:前岡直子
演奏:東京フィル
出演:ロメオ:鳥木弥生、ジュリエッタ:光岡暁恵
テバルド:所谷直生、カペッリオ:豊島雄一
ロレンツォ:坂本伸司
ゲネプロ:
ロメオ:向野由美子、ジュリエッタ:高橋薫子
テバルド:笛田博昭、カペッリオ:安東玄人
ロレンツォ:東原貞彦
歌が中心のオペラ。歌が中心の演出。アリアと重唱と合唱。編成の大きなバンダが多用されているのは戦闘場面等を舞台裏に設定しているケースが多いのが理由のようだ。遠くの音、近くの音があるので音響に立体感が感じられる。オーケストラの音が時々濁っているように感じた所があったが、もしかしたらバンダとオケピの音が混ざった部分だったのかも知れない。
美術は鼠色の渋い柱を4本使ったもので、柱の中央には縦にへこみがあって、最後の場面を除いてその部分はワインレッドになっている。柱の位置を変えて階段などを使い様々な場面を作り出していた。美術、衣裳は全体的に地味で渋いすっきりとしたデザイン。
鳥木は低い音が良く出て男性的、光岡は強力で透明感のある声、所谷も綺麗な声で貫禄もあった。坂本は迫力のあるバスで良かった。ゲネプロでは、向野が高音が綺麗なメゾで強力な声、高橋はいつもよりパワーを抑え気味に演劇性を重視している声に感じた。笛田は声が綺麗で声量がある。迫力がきまっていたと思う。
ジュリエッタのアリア、最初のかなり長い歌が美しい。
夢遊病の娘のAh! Non credea mirartiと似た感じ。
16.09.11 新国立劇場 オペラパレス