高知県JA四万十から、「29年産ブランドシート」がようやく届いた。
産地:高知県
地域:四万十町 (旧窪川町)
品種:にこまる
管理者:四万十農業協同組合
生産者:エコ栽培米生産部会(16名)
作付面積:751.9a
・土づくり
・植付時期
・病害虫防除
・歩留まり向上
・甘み向上
・ほ場管理
・収穫時期
・品質確認
など以外に、細かい修正が全体的にされていた。
そして、豊作・不作・凶作時のブランドシートも追加されていた。
今迄は無かった、33年までの長期計画を作成されていた。
さらに、新しくなったカントリーエレベータのマニュアルも、シッカリと作成されていた。
シートとしては、じっくりと考えられて作成されていると思う。
であるが、シッカリと作りこんでしまっている分、許容範囲が狭いかもしれない。
普通作・豊作・不作・凶作シートがあるから、予期せぬ天候などに対して、瞬間的に判断ができるとは思う。
しかし、シートに便り切ってしまうと、逆に判断を誤る。
全てのシートを作ったことで、正しく瞬間的な判断が出来るようになれば、地域としての当たり前な栽培、地域の中での差別化の栽培から、ついに「地元スペシャル栽培」が可能となる。
今年のテーマは、強烈な差別化が可能となる、オンリーワン栽培、「地元スペシャル栽培」を探し出すことだろう。