事務所にEC-138システム(D130 3ウェイ)やBC‐Ⅱシステムも置いているのですが、JBL 3大ホーンシステム(オリンパスシステム・RCA箱システム)を聴くと「どうでも良い」様な感じになってしまいます。元々のSPの性能が違いすぎますので「当然の帰結」とも思います。
先月、RCA箱システムにスチューダーのA727を持って来てから「決定的」になりました。それまでは、EC-138システムでも音楽が楽しめましたが、もっと良いサウンドを出してくれるシステムがその後ろに有りますとどうしようも有りません。
自宅の707Jシステムも「バイオリンのカスレ音」の原因が判りましたのでこちらにも恒久対策を早いうちに処置します。
JBL3大ホーンシステムと他のSPとの「音質差」が付きすぎたようですので、一般的なSPが聴けなくなってしまいました。だからと云ってEC-138やBC‐Ⅱも内部配線は「ルシファー仕様」ですので、普通のマニアの方のサウンドはとうに超えています。来社されるお客様はどちらかと云えばEC-138やBC‐Ⅱのサウンドを所望されます。そして一様に「これが○○・・・!!」とびっくりされます。メーカーオリジナルの音質レベルのはるか上に有ります。
SPシステムの性能としては十分なのでしょうが「絶対音質」の観点からは、これらのSPとJBL3大ホーンシステムの間には決定的に「表現力」の違いが有ります。システムの基本は「SPで決まる」所以です。
専務宅のUREI318Bも先月スチューダーのD732導入と、今月117Vステップアップトランスの導入でC40とD732が117V化しましたので、こちらもJBL3大ホーンシステムと肩を並べるサウンドになっています。UREIのSPで「フワッとした柔らかい質感で、繊細で、ダイナミックで・・・」が同居出来ています。
どうやらメインSP群は求める音質に近づいているようです。先月から今月にかけても毎日、コツコツと努力を積み上げていますので、鳴らし込んで行けば更に良くなって行くと予想できます。