昨日夕方、PMC-1001EZを使った「ステップアップトランス付き電源タップ」が完成しました。
前回までのUL-1500UPを使ったものに比べますと重さで4倍、大きさでも一回り大きいのが判るかと思います。
重量がトランス本体のみで21Kg有りますので、ボックス自体の重量は23Kgぐらいあります。
さて肝心の音質ですが、昨夜自宅に持ち込んで試聴を致しました。
トランスオリジナルの状態では「周波数レンジの狭さ」と音色に「雑味」を感じていましたが、「Trail仕様電源タップ」にしてからの感想は「もう外したくない!!」が率直な印象です。
音の厚み、なめらかさ、音場の広さ・奥行きの大きさ、音の密度と文句の付けようが有りません。
昨夜はいつもの「ジェット・ストリーム ボンジュール・パリ」を手始めにボレットの「ロマンチックピアノ」、アッカルドの「ヴィオッティ バイオリン協奏曲22番・パガニーニ ラ・カンパネラ」等の録音の古いCDを聴いて見ましたが、最新録音並みの「音数」で演奏の会場のホールトーンまで感じるほどでした。
これらのCDはCD初期のものですので能力の低い装置では「音数が少なく寂しい」感じになりがちで、1回聴いたら即「窓際」か「没」の棚行きのものばかりです。それが素晴らしい音質で部屋いっぱいに広がってしまいます。久しぶりに聴き惚れてしまいました。
117Vで使ったのはCDPのEMT981のみです。たった1台が大きく変化した事になります。もう手放せませんね。