自宅の707Jシステムで最後まで残った課題が「中域のカスレ音」です。それもLchのみの発生が気になっていました。
「中域のカスレ音」の原因は「ウィングの鳴き」で有るとようやく判明しました。昨夜はその対策を実施しました所「カスレ音」が止まりました。
ゴールドウィングの羽根は構造的に上下を挟みつけるような方法で一体化されています。昨夜はこの羽根の1枚1枚を「打鍵音」で検査しました。缶詰の出荷検査で使われる方法と一緒です。叩いて行くと上から1段、2段目と下から1段目と2段目が「軽い打鍵音」で有る事が判りました。他の羽根はしっかりした打鍵音です。
#375から放射される音エネルギーがウィングの羽根に当たって「拡散」される訳ですが、この時に羽根が過剰に振動していたようです。上下の各2段までの羽根の鳴きを止めてやれば良いと云う事が判りましたので、早速手持ちの「特殊ウレタンスポンジ」で見えないように対策しました。急遽対策しましたので持ち合わせが1段分しか有りませんでしたので、1段対策の所で「カスレ音」を確認しました。
まだ完全では有りませんが「ほぼカスレ音」が消滅しています。2段目を対策すれば対策完了になると予測します。今夜2段目への対策を実施します。
「ウィングの鳴き止め」に使う「材料」と「サイズ(大きさ)」とその「敷き込み位置」が重要です。今回は接着剤は使わず「差し込む」だけの方法を取っています。非常に簡単で「外から見えない」やり方になります。