Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

Pyramid TW47 ホーン型ツィーターの試聴

2018年07月28日 | ピュアオーディオ


LE8Tシステム(内部配線シリウスグレードケーブル)にツィーターを追加して試聴しています。(アンプ:ケンソニックC200+P300、CDP*:SONY CDP-D500+ケーブル類(電源:ゴールドスターグレード、ラインケーブルはシリウスグレード)



昨日はTW44と云うやや小型なツィーターでしたが、今回はJBL#2402にそっくりなデザイン・サイズのTW47を試しています。





チョッとテスト中なのですが、上の写真はTW47ですが、裏面のラベルが違います。下段の白いラベルの方が「初期型」とすれば、上段のブルーのラベルの分は「後期型」と呼べるでしょう。寸法的な違いは、後期型のバックキャビティが5㎜薄くなっている事ぐらいです。



前期型と後期型の音質的な差は殆ど有りません。(私の耳では違いを見つけられません)ネットワークはJBL#3105(7000Hz)を使用。SP端子からネットワーク・ユニットまでの配線はシルバースターシリーズ。(高域の再生に関してはゴールドスターと同格)

この状態で、フルレンジにツィーターを追加した音質を述べると、

1)高域が伸びて(聴感上20KHzまで伸びて)いると感じる。
2)追加した事で音数が増加。
3)奥行き表現が非常にうまく、サウンドが漂う様な鳴り方をする。
4)ピアノの鳴り方もタッチ音まで非常にスムースに表現する。響きが良い。ヌケ切った様な鳴り方。
5)ヴォーカルもオーケストラ曲も非常に聴き易く音の谷間をうまく埋めてくれる。


やや不満な点は、
1)SP端子部がチャチで強度不足(後期型の方がしっかりしている)
2)エネルギー感が一緒に付いて出てくれればJBL#2402相当と云えるのだが、そこまでのエネルギー感がない。

総論として、サブシステムの高域の補完には、振動板面積が大きいのでTW47の使用は音質改善のメリットが大きい。振動板の面積は「音の線の太さやスケール感」に正比例している様だ。

このまま接続した状態で使い続けて見ようと思う。1か月後・2か月後に変化が出て来るかも知れない。