最近はどのシステムも鳴りだした。昨年5月から8月上旬にかけて電源ケーブルとラインケーブルをNo1ケーブルにグレードアップした。その効果が出て来始めているのだろう。やはり1年間鳴らし込み時間が必要である。漸くアンプ類が対応を始めた様だ。メインのオリンパスシステムも演奏者のタッチやペダルの有無まで判る様な表現力を出して来ている。ONの音とオフの音が瞬時に切り替わり、表現力が一段と増している。
サブシステムの2セットも満足な鳴り方をしてくれる。LE8Tシステムでオーケストラをかけても不満がなくなって来た。スケール感は20㎝サイズのユニットが鳴っているとは信じられないくらい。音の緊張感も素晴らしい。元々ヴォーカルは得意だが、凄味が増してきた。
D208システムは「低域不足」が唯一の悩みだったが、それも感じなくなって来ている。かなりまとまった演奏をしてくれる。一般の方ならこれだけ鳴りっぷりが良いとメインシステムにしてもおかしくはないと思う。
自宅システムもWアンプ化→高域用アンプ入力へのATT取付で、低域とのバランスが取れ、音が生き生きして来た。輝きの有るピアノの音やバイオリンのしずるを引く様な質感が出始めている。こちらはもう少し鳴らし込みが必要だろう。
どのシステムもご機嫌なサウンドを奏で始めている。8月くらいになればもう少し鳴らし込む時間を減らしていっても良いだろう。